惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

野川夜桜ライトアップは7日

2009-04-05 20:40:23 | まち歩き
 当地での春の一大イベントの実施日が決まりました。
 7日(火曜日)の午後6時~9時の間、祇園寺通りの野川大橋周辺で桜のライトアップがおこなわれます。詳しくはアークシステムの桜案内ページをご覧下さい。
 あわせて、前日、午後の仕込みと、当日の準備および撤収のボランティアを募集しています。野川周辺の貼り紙などで案内していますので、よろしくお願いします。
Sakura0904a  私は、今年は忙しくて、ちょっと出られそうにないなあ。申し訳ない。

 今日の野川の桜の写真を載せておきます。この景色が夜のライトアップでどういうふうに変わるのか。楽しみです。


満開の桜の下で

2009-04-04 20:42:42 | 季節

 昼過ぎから夕暮れ時までお花見。
 メンバーは川又千秋さん、浅暮三文さんらを始めとする空想小説ワークショップの面々。場所は例年と同じく神田川沿いの江戸川公園でした。

Ohanami0904  2週間前に咲き始めた桜は強烈な寒の戻りのために、今ようやく満開に。都会の谷間に見事な花の雲がたちこめていました(写真中央の建物は西早稲田シティタワー)。
 地面にゴザを敷いての宴は、ややこしい日常を忘れさせ、気分を解放してくれますね。ありがたいひとときでした。

 〈遊歩人〉4月号が出ました。担当の新刊紹介欄で次の4冊を取り上げています――

  • 竹内明『ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日』(講談社)
  • ジル・ボルト・テイラー『奇跡の脳』(竹内薫訳、新潮社)
  • スー・ハルバーン『私が何を忘れたか、思い出せない――消されゆく記憶』(田中敦子訳、ウェッジ)
  • 紀田順一郎『横浜少年物語 歳月と読書』(文藝春秋)

 『ドキュメント秘匿捜査』はロシア諜報機関員の国内工作を暴く捜査官の活動を描いたドキュメンタリー。丹念に取材を重ねて現場を再現描写する筆力が素晴らしい。日本の防諜技術は世界一という著者の断言に、「そうなのか」と蒙を啓かれる思いでした。


花の群落

2009-04-02 20:35:23 | 季節
 不要本の処分。今日は行きつけの古本屋さんへ。

 認知科学関係の学術書が入っているのが気になったらしく、店主が「これはどういう?」と尋ねてきました。
 「まあ、趣味みたいなもので」と、大学で心理学専攻だったことや、認知科学勃興の頃の知的興奮状態などについて話しました。

 本についてのこういう会話が楽しいんですね。昨日のブックオフでの人工無脳めいた対話とは大違い。人間はこうでなくちゃ。

Gunraku0904  その後、家の近くを散歩しましたが、まだ耕されていない畑にヒメオドリコソウとホトケノザがびっしりと生えているのに遭遇。野草とはいえ、見事なお花畑です。

 春はそろそろ本番でしょうか。野川の桜は3分から4分咲きぐらいになった木もあります。恒例の夜桜ライトアップは今年もあるはずですが、実施日についてはまだアナウンスがありません。わかりしだい、当日記でもお知らせいたしますね。


万愚節

2009-04-01 20:26:17 | 日記・エッセイ・コラム
 エイブリルフールのことを文語的にはこういうんだそうですね。知らなんだ。

 夕方、ブックオフへ古い単行本とか、古いムックとか、古い文庫本とか、取り混ぜて30冊ばかり持ち込んだら、値が付いたのは10冊だけ。値段は計100円でした。

 もともと古紙として資源ゴミの日に出そうかと思っていたような本ばかりだったので、さもありなんとは思いましたが、いつもと同じように「こちら合わせて100円になりますが、よろしいでしょうか?」とブックオフ口調で言われた時には、思わず苦笑してしまいましたよ。
 「申し訳ありませんが、値がつけられない本が多かったものですから……」とか、断りの口上を付け加えたりしてはいけないことになっているのでしょうか?

 売れた10冊はそのまま「100円本」の棚に行くのでしょうね。仕入れ値が1冊10円だから、10冊のうち2~3冊売れれば儲けが出る?

 値がつかなかったのは、お店で処分してもらうことにしました。持ち帰っても今度の資源ゴミの日に捨てることになりますからねえ。