昨夜は追い込みで仕事。夏休み終了まぎわの、宿題に必死だった頃を思い出します。
今日は朝から小雨がパラついたりして、比較的涼しいお天気。昨夜の花火大会の後始末で市民プール(打ち上げ場所に近いのです)がお休みだったせいもあって、ひさしぶりに近所を散歩しました。
あちこちで夏草が刈り払われていたり、宅地造成中だったところに家が建ち、人が住み始めていたり。ひと月あまりの間にかなり様子が変わっています。
秋の草花もあちこちに。
これはキツネノマゴ。キツネノマゴ科の1年草。花の大きさは5ミリぐらい。
口をパックリ開いた唇型の花です。上唇の内側に2つ、まるで目玉のように見えるのはオシベの先端(葯)。
下にはピンクの「舌」がベロンと垂れて、虫を誘っています。ただ赤っぽいだけでは効果が足りないと感じたのか、奥に向けて白い模様が描かれています。これも虫に向けてのシグナルなのでしょう。「さ、ずっと奥までどうぞ!」と。
しかし、なぜ「狐の孫」なのか?
狐の爺や婆はどこにいるのか?
同じ頃に咲く「狐の剃刀」との関係はどうなのか?
来歴に関しては、悲しくも美しい物語がありそうな気もします(勝手に考えているだけですが)。