今日もめちゃんこ暑い。最高気温 34.2℃(隣町アメダス)。そろそろなんとかして欲しい。
夏の日照りに負けずに艶やかな葉と茎を茂らせる雑草に、スベリヒユとコニシキソウがあります。どちらも葉が厚く、茎は太目。そこに水分をたっぷりため込む仕組みなのでしょう。
今日はアサガオの鉢に生えたスベリヒユに花が咲いていました。朝、開いて、お昼過ぎにはしぼむので慌てて撮影。
とても小さな花です。直径5ミリぐらい。花びらは5枚。ナデシコ科の1年草。
この草は食べられます。
『柳宗民の雑草ノオト』(ちくま文庫)には次のようにあります――
- 戦争中の食糧難の時、食べられる野草を片っ端から食べたが、その中で、けっこういけたのがこのスベリヒユだ。茹でてひたし物にするとぬめりがあって、ちょっと酸味のある独特の味わいがある。
好みの味のような気がする。一度、試してみなくては。