用があって、神奈川県西部にある海老名市を訪れました。
行きは京王線~小田急線と乗り継ぎましたが、帰りは別のルートでと思い、海老名から相模原市橋本までJR相模線を、橋本からは京王線を使いました。
相模線が単線であることに、うかつながら気づかずに乗っていました。駅によって3~4分の停車時間があるのが不思議だったのですが、行き違いのために待ち合わせていたのですね。
ドアの開閉を、乗降客がボタンを押してするのも面白かった(ただ、閉は車掌さんが遠隔で一斉操作するのが普通みたい)。首都圏でもこんな電車があったんですねえ。
窓の外は相模川沿いの田園風景が広がり、その向こうには丹沢山塊が望めます。ちょうど雨があがろうとする頃で、薄墨色の濃淡の山並みが折り重なり、ふもと近くには雲がたなびいて、まるで屏風絵のようです。いい旅をしている気分にひたれ、満足満足。