惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

コロナ学習

2021-01-26 20:55:40 | 新型コロナウイルス

 今日は仕事とは直接関係のない本を読んでいました。

 記憶すべきは〈日経サイエンス〉3月号の特集「COVID-19 重症化の謎」。この病気が重症化するメカニズムを、現時点でわかる範囲で解説してあります。
 これをわかりやすく紹介する能力が私にはないのですが、免疫系の弱反応/過剰反応が大きな原因のようで、やっかいなウイルスであることよなあと、思わずにはいられません。

 同誌には別の記事で「子供がCOVID-19になりにくい理由」も取り上げています。
 これも確定した話ではありませんが、子供は新型コロナウイルスに対する免疫反応が素早いこと、ウイルスの入り口となる鼻に受容体の数が少ないことなどが書かれていました。

 ワクチンに関していえば、3日前のニュースですが、「モデルナ社ワクチンの重いアレルギー反応、 400万人中わずか10人」(AFP)という朗報が。

 この記事には「調査によると、アナフィラキシーが出た人の数は接種者100万人当たりの、ファイザー・ビオンテックのワクチンが11.1人だったのに対し、モデルナのワクチンは2.5人だった」とあります。
 日本アレルギー学会の報告によれば、小中高の児童生徒の、食品によるアナフィラキシーの割合は約0.5パーセント。200人に1人ですから、両社のワクチンによるアレルギー反応がいかに少ないかがわかります。 


昼の月

2021-01-25 20:44:20 | 

 朝から締切原稿に取り組んでいて、午後3時ぐらいに書き終え、メールで送稿。
 その後、いつもより早めに散歩に出ました。

 締切は終えたし、天気は良くて暖かいし、コロナの感染者数も少なくなり始めたようだしということで、気分よく歩けました。

 いつものようにハケの坂道を上って中央自動車道を越え、植物公園の裏へ。関連施設に「植物多様性センター」があり、好きな場所なのですが、2月8日までは休園。中へ入れません。
 ぐるっと回って植物公園の駐車場から、東の空高くに月を見ました。

 月齢12ぐらいの「昼の月」。

 「昼の月」というと、必ず思い出すのが美空ひばりさんの「越後獅子の唄」(詞:西条八十、曲:万城目正)。
 2番の歌詞に「空見上げれば、泣いているよな昼の月」というところがあるのです。

 これ、泣いているのは月ではなくて、本当は、見上げている獅子舞いの子どもなんですね。
 芸がまずいと親方に撥でぶたれ、泣き顔を見せたくなくて、上を向いているのです。想像するとこちらまで泣きそうになります。

 美空ひばりには好きな歌がたくさんありますが、「越後獅子の唄」はその中でも1、2を争う愛唱歌。
 他には「あの丘越えて」、「港町十三番地」、「東京キッド」、「悲しき口笛」、「りんご追分」……書き切れませんねぇ。

 話を「越後獅子の唄」にもどすと、これを聞いたのは大学生になってから。個人的に、美空ひばり再発見のきっかけとなった曲です。
 「柔」とか「真っ赤な太陽」とか、時流を追いかけた頃の彼女の歌は、好きじゃなかった。少女時代と晩年とが、私にとっての美空ひばりといえるでしょうか。


足首ウェイト

2021-01-24 21:20:58 | からだ

 昨日からの雨が雪になるのではないかと心配しましたが、雨のまま。午後、一時やみましたが、夜になってまた降っています。

 ずっと家で本を読んでいて、夕方、近所を少し散歩。途中、ちょっとパラついたので、途中で切り上げる形で帰宅しました。
 でも、ハケの坂道はしっかり上りました。

 このところ、必ず上り坂を歩くようにしています。脚力を確認したいという理由があるのです。
 というのも、自宅にいる時、足首ウェイトをつけているから。
 片足750グラム。両足で1.5キロ。

 年末、掃除をしていて出てきました。いつ買ったのかも覚えてないし、使ったかどうかもわかりません。なぜあるのだろう? という感じ。

 まあ、どんなものか試してみようということで使っているのですが、けっこう効き目があるみたい。坂道を上るのが軽くなったのです。

 自宅で、ただつけているだけで体力が増すのなら、こんなにありがたいことはないですよね。いいもの見つけたかも。


ファン交

2021-01-23 20:06:48 | SF

 午後、「SFファン交流会」1月例会。ZOOMを使ったオンライン会議の形式で行なわれました。

 二部構成になっていて、一部は再開されたオリジナルアンソロジー《異形コレクション》について。編者の井上雅彦さんに日下三蔵さんがインタビュー。というか、二人でアンソロジーについて話してました。
 二部は昨年の国内SF回顧で、香月祥宏さんと私とがお薦め作品をあれこれ。
 一部、二部とも司会はみいめさん。

 ところで、今、我が家の隣の家が取り壊し中なのです。
 昨日まで準備作業が行われ、まさに今日から重機が入ってバリバリ、ガシャンガシャンと解体本番。
 ゴォゴォという重機のエンジン音もあるし、ZOOM会議にその音が入りはしないかとヒヤヒヤしました。
 でも、問題なかったようです。やっている最中は気にせずにパソコンに向かうことができました。

 前にも書いたかもしれませんが、ZOOMのマイク制御システムはよく出来ていますね。声がダブらないよう、ハウリングが起きないよう、うまく調整されています。たいしたものだ。

 ということで、昨年も色々、面白いSFがありました。「ベストSF2020」投票、よろしくお願いします。


あと10日

2021-01-22 20:35:24 | 市民農園

 市民農園の使用期限は、今日を入れてあと10日。月末には更地にもどして返却しなければなりません。

 今朝の市民農園。

 ほとんどの区画が更地にもどっています。皆さん、撤収が早い。

 私の区画は中央奥の、白いトンネルが3つ並んでいるあたり。まだ少し野菜が育っています。
 ネギ、大根、キャベツ、ミズナ、ホウレン草といったところ。ひとつずつ片付けて、来週なかばには収穫を終える予定。

 市民農園に通わなくなったら、朝の日課が消滅します。どうすればいいのだろう?
 ロスの影響はしばらく続くだろうな。

 「ベストSF2020」、投票募集中です。よろしくお願いします。
 募集の要項はこちらから