金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

e-taxで確定申告を済ませました

2025年01月31日 | うんちく・小ネタ
 昨日(1月30日)予定していたイベントがキャンセルになり、空き時間ができたのでe-taxを利用して確定申告を済ませました。
 所得税の確定申告は2月16日から3月15日の間に受け付けることになっていますが、e-taxではもっと前から申告が可能です。私は従来から申告期間前にe-taxで申告を行っていましたが、今年も早目に行いました。
 確定申告を早目に行う理由は次のようなものです。
 ・「やるべきこと」がタスクとしてグーグルカレンダーに残っていると落ち着かない。いずれやらないといけないタスクは早く片付けたいという性分だから。
 ・税務署に質問したいことがある場合、確定申告期間中になると電話窓口がパンクし、簡単につながらない可能性がある。
 ・万一必要な情報収集に漏れがあっても早目に対応していれば、リカバリーができる。

 さて確定申告のように1年に1度しかやらない作業では、昨年以前のことは正確に覚えていないので、今年との比較は難しいのですが、今年は次のような手順でやりました。
・入力はパソコンから。ただしパソコンのe-taxサイトへの接続はスマートフォンのマイナポータルからQRコード認証を利用
・マイナポータルとの連携を利用して、極力手入力を省略
・ただし医療費についてはe-taxサイトから専用エクセルシートをダウンロードしてそこに入力。支払医療費についてもマイナポータル連携で自動取り込みが可能だが次のような問題があった。家内が支払った医療費についてマイナポータル連携で取得するには代理人設定をする必要があるが設定をしていなかった。またマイナポータルに支払医療費が反映されるのは支払月の翌々月の11日頃になるので、今マイナポータルには12月支払分の医療費が反映されていない。マッサージ代などが反映されない可能性がある。
といった問題点はあったものの、割合順調に確定申告を終えることができました。ちょっと気になっていた一人3万円の定額減税についても家内と二人分戻ってくることが確認できました。
 来年は医療費控除についても家内の医療費も含めてマイナポータル連携で簡単に済ませるようにしておきたいと考えています。
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ブラザーのラベルライターは雪山でも使えるか?

2025年01月27日 | うんちく・小ネタ
1年位前にブラザー工業のラベルライター「ピータッチキューブ」を買いました。幼稚園に通い始める孫の名前ラベルを作ってあげるために買ってみたのですが、ニューヨークに住む娘からは「こっちでもうラベル買ったよ」とつれない返事でした。ということでラベルライターは当初の目的以外に使っています。例えばパスポートの表紙に名前をローマ字表記して貼っておくなどです。小物入れの引き出しにラベルを貼ると整理整頓が進んだ気持ちになるというメリットもあります。
さてそのラベルライターを使ってスキーブーツに名前を貼ってみました。スキー道具は案外同じものが少なく間違うことはあまりないのですが、それでも一目でわかると便利です。問題は耐水性や耐寒性ですがこれは実際に使ってみないとわかりません。



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日本語ボランティアのお陰でTemuや2nd streetを知りました

2025年01月14日 | うんちく・小ネタ
 日本語ボランティアで教えている人の一人が中年のスリランカ人。諸事情あって苦労しながら日本語を勉強し、特定技能資格の取得を目指しています。
 彼はあまり経済的な余裕がないので、衣料品などをできるだけ安く買う努力をしています。少し前に「Temuで安全靴を買うけれど、自分は仕事で外出していることが多いので、宅配荷物を自分の代わりに受け取って貰えないか?」と頼まれ引き受けたことがあります。
 実はそれまでTemuという会社を知りませんでした。中国のオンラインショップで廉価でファッション、家電商品などを提供している会社ですね。
 彼が頼んだ2足の靴の料金は合わせて4.5千円程度。オンラインで注文を出してから5日ほどで届きました。商品について聞いたところ満足しているということでした。
 次に「防寒用のアウターが欲しいので、安い店はないか?」と聞かれたので、少し前に私の町にも出店してきた2nd Streetというリユースの店を紹介しました。私はここで買い物をしたことはないのですが、一緒に店に行くとそこそこお客さんが入っていました。
 Temuや2nd Streetですぐ買い物をするかどうか分かりませんが、物価高が続く中、選択肢が増えたことは間違いありません。日本語ボランティアのお陰ですね。
 
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オールドバンカーの中にはSNSに弱い人もいた

2025年01月09日 | うんちく・小ネタ
 昨日(1月8日)昔勤めていた銀行OB会の新年会があったので、参加してきました。時々「お元気ですね。よくネパールに行っていますね」とか「またスキーですか?」などと私のフェイスブックを見ている人から声をかけられることがありました。
 一方色々な人と雑談をしていると「フェイスブックやブログなどSNSはほとんど見ない」という人もいるということに気がつきました。
 そこで今日の考察は「なぜオールドバンカーの中にはSNSに弱い人がいるのか?」ということです。オールドバンカーというと大袈裟ですが、まあ70歳以上の銀行OBとお考え下さい。
 SNSは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスで、フェイスブック、X(旧ツイッター)、Instagram, Tiktokなどです。最近は人気が低下傾向にありますが、ブログもSNSです。
 さてどうして銀行OBの中にはSNSに弱い人がいるのでしょう?
 どんな集団の中にもSNSに強い人弱い人はいるでしょうから、銀行OBがSNSに弱いかどうかは、社会全体の水準や他の集団(たとえば学校の先生の退職者など)と較べないと本当は話は進みません。
 しかしそこまでデータを集めている時間もないので、ここでは「一般に業務上ネットワークを使っていそうな銀行員なのに意外にSNSに弱い」といった直感的な疑問に対する考察ということで話を進めます。
その理由については私は次のように考えました。
1.元々昔の銀行員はインターネットに弱い。銀行員以外の方は意外に思われるかもしれませんが、昔の銀行員はオープンな情報ネットワークであるインターネットに弱かったのです。私の経験では商社マンなどは早い段階から、インターネットを使い、多国間で情報交換や情報収集を行っていました。ところがその頃銀行(少なくとも私にいた銀行は)は、インターネットに無関心でほとんど利用していませんでした。その理由は「銀行内および銀行間には、閉鎖系のネットワークがあり、銀行内や銀行間のデータの交換需要をまかなっていた。インターネットのようなオープン系のネットワークが銀行内に入ってくると情報流出などにリスクが高まるので、銀行幹部やシステム部門がインターネットを拒否していた。」というものです。
2.次に銀行員は銀行を卒業しても、銀行時代の仲間とつるむ傾向が強い。これはかなり私の独断的な意見です。というのは、おそらく多くの日本の会社や組織(学校や官公庁など)では、退職しても昔の職場の仲間とつるむ傾向が多いとも考えるからです。ですから「昔の仲間とつるんで新しい仲間とネットワークがひろがらない」というのは、銀行員の特性と決めつけるのは危険かもしれません。むしろ「昔の仲間とつるむ」というのは、管理職などを務めた男性などの特徴と考えた方が良いかもしれません。
 これに対し、昔の職場べったりでない人、典型的には女性の方などは、第二第三の職場や地域の人あるいは趣味の仲間とすぐ仲良くなり、新しい仲間が広がります。そして新しい仲間とはLINEなどで繋がっていきます。
 さてこのLINEをSNSにいれるかどうかという点について、私はやや否定的(つまりLINEはSNSではない)に考えていますが、一般的にはLINEもSNSの一種と考えられています。
 とにかく女性はLINEを通じて仲間の輪を広げていく。これに対しオールドバンカーは、地域社会などに新しい仲間を作ることが苦手で、昔の仲間とゴルフ、麻雀、旅行などで暇をつぶすことが多い。その仲間とのやり取りは、携帯メールで十分なので、SNS利用には至らない‥‥というのが私の考察でした。
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神様に特別お願いすることがない幸せ

2025年01月03日 | うんちく・小ネタ
 今年も例年通り、地元の神社に初詣に行きました。
 参道で並んでいる時、近くで親が子どもに「神様に何をお願いするのか決めておきなさいね」というのを聞きました。
 そこでふと「私は神様に何をお願いするのだろうか」と考えました。
 健康については、時々肩や膝が痛くなることはありますが、それは年相応の話。リッチではないが、経済的に先行きの不安を覚えるほどではない。
 両親は数年前に他界し、目先介護の問題はない。子どもたちもそこそこやっているようだし、もし望みがあるなら自分たちで神様なり仏様にお願いすればよい……
つまり今の自分は神様に特別にお願いすることがないことに気がついたのです。
 いや望みがない訳ではありません。たとえば水彩画が描けるようになりたいとか、簡単な中国語での会話ができるようになりたいなど「できたら良いな」と思うことはあります。しかしそのような希望は神様にお願いしても叶うものではないことを私は知っています。それは自分で努力するしかない話なのです。
 そこで気がついたことは、神様には何かをお願いするのではなく、無事に平穏な日々を送ることができていることに対する感謝をささげるということでした。
 ビジネスや商売をやっていた現役時代は「商売繁盛」が願い事でした。
 その前の入学試験や資格試験など受験を控えていた時は「試験合格」が願い事でした。
 しかしリタイアして数年が経ち、その環境に適応してくるとそれらの「現世利益」への関心は乏しくなります。
 欲が減ったといえば欲が減ったのかもしれません。
 孔子の「七十にして心の欲するところに従えども矩(のり)をこえず」(七十の年には、やりたいと思う心のままに行動しても、規則や礼儀などに外れることがなくなった)という境地に若干近づいたと言えないこともないと思います。
 もっと平たくいうと「欲張ったことを願っても結局苦しむだけであり、今あるものに満足して生きるのが幸せ」ということなのでしょう。
 さていつまで「神様に感謝をささげる」だけでいけるのでしょうか?
 もし重い病に罹ることがあれば、きっと病気平癒をお願いするでしょう。
 こう考えると「神様に特別お願いすることがない」現在は非常に幸せなのだと思いました。
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