世の中、何がうれしい?といって自分が予測したり主張したことが当ること程うれしいことはないでしょうね。
アップルの多機能端末iPadが発売された頃、私はある小さな雑誌に「お年寄りにこそタブレット型コンピュータの普及を」という小文を書いて「高齢者のノーマライゼーションのために多機能端末を積極的に活用するべきだ」と主張したのです。
今日たまたまブルンバーグを見ていると、「アイパッド、おじいちゃんにも使えるぞ」という記事が出ていました。http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aCG7BlsJ.HiY
記事によると95歳の安田さんという人は「時代についていく。新しいものに乗る」ことで若さを保ってきたそうです。また東大の三浦研究員は「失敗の概念が緩いアイパッドは高齢者に優しいと強調しています。
元気なお年寄りが多機能端末を使って、充実した暮らしをする・・・・・100歳以上の所在不明者が何十名を超えたなどという暗い話題の中で元気のでる話題ですね。
ところで「失敗の概念が緩い」というのは高齢者向け商品やサービスの重要なコンセプトなのでしょうね。何にも悪いことをしていないのにパソコンから「不正な処理をしたので終了します」などと通告されるお年寄りでなくても嫌になりますからね。