金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

槍ケ岳登山をDVDにする

2010年08月15日 | デジタル・インターネット

静止画を組み合わせてスライドショーを作り、BGMを付けDVDに保存する・・・などということはデジタルに詳しい人であれば話題にもならないだろう。だがオジサンにはちょっとしたチャレンジだ。

私は一連の写真をスライドーショーにして見ることはたまにあるが、編集してDVDを作るのは今回初めてである。手間ではあるが、仲間に「配る」と宣言した以上やらなくてはならない。以下そのプロセスをちょっとまとめてみた。

【スライドショーを作るソフト】

スライドショーを作る作業は「写真やビデオ、音楽を入力する」「編集して文字を入れる」「DVDなどに出力する」とプロセスから成り立つ。インターネットを見るとスライドショーを作るフリーソフトやシェアソフトが色々あるが、良し悪しがよく分からないので秋葉原のパソコンショップでワンダーシェア社のPhotoMovie Studio 5を5,900円で購入した。

【MP3のBGMを作るソフト】

次はBGMの準備。スライドショーに音楽をつけるためには、MP3形式で音楽を用意する必要がある。BGMとして手元のCDに入っている「ラブ・アフェア」「世界の車窓から」「G線上のアリア」などをつけることにし、まずこれらの曲をパソコンに取り込みMP3形式で保存した。MP3形式への変換についてはMedia Goというソフトを使った。

Media Goはソニーが作っているソフトでスマートフォンXperiaにパソコンから音楽を取り込む時に使っているソフトである。なお音楽CDをMP3に変換するソフトは沢山ある。次に紹介するDVD複製に使ったRoxio Creator LJにもリッピング(音楽データをパソコンで処理できるファイル形式にすること)機能がついている。

【DVDの複製を作るソフト】

スライドショーで作ったDVDは何人かの山仲間に配らなければならない。そこでDVDの複製を作るソフトが必要だ。私のパソコン(NECのValuestar)には、無料でRoxio Creator LJというソフトがついているのでこれを使うことにした。

【いよいよスライドショーを作った】

これで必要なソフトの準備は完了。次にスライドショーに乗せる写真をパソコンのMy pictureからPhotoMovie Studioに取り込んでいく。最初は「これは載せようか?それとも重複するから省こうか?」などと一枚一枚検討していたが、途中から引き算方式に変えた。つまりとにかくファイルの中にある画像を全部スライドショーに一度取り込む。その後キャプションを書く段階で写真を削除した。そして最後にBGMを付けた試作品を流してみて更に写真の加減を行った。

こうして槍ケ岳のスライドショーが完成。次に昨年の雪山シーズンに登った5,6の山についてもスライドショーを作った。こちらは「雪の山旅」という題名。猛暑の夏、書斎でクーラーにあたりながら、雪山の写真で遊ぶのは悪いものではない。

☆    ☆     ☆

ところで「槍ケ岳」と「雪の山旅」二つ合わせても大したボリュームにならない。DVDに書き込んだところまだまだ空きスペースがある。恐らくこのようなスライドショー3,4年分は1枚のDVDに収まってしまうかもしれない。

これを紙のアルバムにすると数冊になるのだがデジタル化の省スペース効果は凄いものである。

そして同時にある種の空しさも禁じざるを得ない。汗をかきかき一生懸命登った思い出もDVD1枚にすら届かないとは・・・・・と。

コメント
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