金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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相撲協会、力士にiPad配る。でもこれで良いのかなぁ

2010年08月26日 | うんちく・小ネタ

相撲協会が力士や親方、外部役員にコミュニケーション改善のためiPadを配るということがニュースになっていた。僕は今日FTでこのニュースを読んだのだけれど、ネタの出所は日刊スポーツと書いてあった。また観ていないけれどワイドショーでも話題になったらしい。

相撲協会によると「電話やファックスによる連絡だと留守や漏れがある」し「携帯電話やパソコンを操作するには力士や元力士は指が太いので不都合」だがiPadだとサクサク行くという説明だ。

配布費用は3万ドル=250万円程度という話。一般の会社でも業務用の携帯電話や進んだところではスマートフォンを配布しているから、相撲協会が「業務用」に協会のお金でiPadを買い与える位のことに目くじらを立てるつもりはない。

だけど「相撲取りは指が太くて携帯電話が操作できない」という説明はおかしい。野球賭博は聞くところによると携帯電話でやっていたのだから、やる気があれば携帯電話位操作できるということだ。

外部の誰かが猿知恵をつけたか、相撲取りの誰かが「iPadが欲しい」と言ったのだろう。まあ、iPad上のゲームに熱中して賭け事を止めるというのならそれも良いけど、だったら自分のお金で買ってよねと言いたくなる。

今日のFTをざっと見たところ、日本関連で話題になっていたことは「刑事訴追の可能性がある~首相になれば免れるが~小沢前幹事長が民主党党首選にでる」という記事とこの力士にiPadを配るという話位だった。

世界の読者は日本は平和な国だと思っているだろう。

コメント
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