昨日アップルはWorldwide Developers Conferenceで、人工知能レースに参戦することを宣言した。アップルはオープンAIと提携して、ChatGPTを利用して複雑な質問に応えたり、メッセージを作成する機能を年内にも提供する予定だ。
新しい仕組みは、Apple Intelligenceと呼ばれる。
アップルはプライバシーを重視して、ほとんどの処理をデバイス上で行い、必要なデータのみをプライベート・クラウドに送信すると述べている。
この日アップルの株価は2%下落した。
株価の下落がApple Intelligenceに関係しているのかどうか私は判断材料を持ち合わせていないが、WSJは「アップルは戦うべき戦争とそうでない戦争をしっている。人工知能レースはアップルにとって戦うべき戦争ではない」というあるアナリストのコメントを紹介していた。
つまりアップルは人工知能をオープンAIなどの開発業者に任せ過ぎということだろう。
株価下落はアップルのAIレース取り組み姿勢に対する失望の表れかもしれない。