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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

荒島岳と福井の旅(3)~東尋坊

2024年06月03日 | ライフプランニングファイル
 福井の旅の最終日は、まずあわら温泉から車で東尋坊に向かいました。約20分で到着。午前8時頃なので店は開いておらず、通常5百円の駐車場に無料で車を止めることができました。曇っているので海の色もくすんでいました。
この辺りの柱状節理が一番立派なような気がしました。
仲間の一人は、初めての東尋坊と言っていました。中々迫力ある東尋坊ですが、東尋坊だけでは集客力が乏しいですね。
我々が泊まったあわら温泉グランドホテルは、かなり大きなホテルでホテルの中に3つ以上温泉があったと記憶しています(私が入ったのは2つだけでした)。
 このホテルはかなり大きなホテルですが、昔の社員旅行など団体向けのホテルでしたね。今後あわら温泉が活況を取り戻していくとすれば、牽引車の一つになりそうなホテルですが、まだまだ知恵を絞る必要がありそうです。

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荒島岳と福井の旅(2)~荒島岳登山

2024年06月03日 | 
 福井の旅の2日目(6月1日)はメインの荒島岳(1,524m)登山の日です。天気は前日が雨で翌日も雨模様。この日だけが晴という絶好の登山日よりになりました。
 荒島岳と聞いても、登山愛好者以外では「知らない」という人が多いと思います。荒島岳は深田久弥の日本百名山の一つで、福井県ではこの山以外に百名山に選ばれている山はありません。私は百名山を巡礼する百名山教の信者ではありませんが、登る山を選ぶときに参考にはしています。
 今回北陸新幹線が敦賀まで延伸した機に一度福井の山を登ろうと思いたち、この荒島岳を選んだ訳です。
 荒島岳の登山口は幾つかありますが、我々は登山時間は少し長いけれど、勾配が緩やかな中出(なかんで)コースを選びました。
 大野市の宿から十数分で中出登山口駐車場に到着。ここからしばらく林道歩きが続きました。天気予報では晴ですが、雲が垂れ込めています。盆地ゆえ雲が滞留しやすいのでしょうか?
 6時50分に登山開始。9時30分シャクナゲ平到着。ここで勝原ルートと合流です。
シャクナゲ平から少し登ると「もちが壁」と呼ばれる急登が始まりました。急坂の手前に死亡事故多発という恐ろしそうな看板がありました。後で調べてみると積雪期に死亡につながる滑落事故があったそうですが、無雪期はビビるほどのことはないでしょう。しかし滑りやすい足場なので下りは要注意です。
11時荒島岳山頂到着。かすかに白山が見えました。
もちが壁の降りです。

「日本百名山」の中で深田久弥は「小荒島岳を経て主峰までの登りで、真黄に咲き溢れたウツギの花と、しきりに啼くホトトギスが印象的であった」と書いています。
ウツギの花は咲いていましたが、私が見た花は写真のようにピンクでした。また鳴き声が印象的だったのはウグイスでした。
時とともに山の木々や鳥の生態も変わっていくのかもしれませんね。
12時58分登りでは曇りで眺望がないので見送った小荒島岳に登ってみました。目の前に荒島岳が堂々とそびえていました。中出コースの良さは小荒島岳からの眺望でしょうね。
木々の間から大野盆地が見えました。黄色いところは麦畑です。
午後3時に駐車場に戻りました。標高15百メートルの山ですが、荒島岳は登りごたえのある山でした。


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荒島岳と福井の旅(1)~一乗谷朝倉氏遺構と永平寺

2024年06月03日 | 旅行記
 先週金曜日から二泊三日で福井県に出かけました。メインイベントは荒島岳(1,523m)登山で、その前後に幾つかの観光名所を回る計画を立てました。
 5月31日北利喜新幹線かがやき521号で福井駅に11時過ぎに到着。駅前では恐竜がお出迎え。さすが恐竜王国ですね。
駅前でレンタカーを借りてまず一乗谷朝倉氏遺構を訪問。遺跡に近づくにつれて雨が激しくなりました。遺構の入り口のレストランでへしこ蕎麦を頂きました。へしこは塩辛いですね。
雨は小降りになりました。遺構の土塀に雨は似合います。
五月雨がいにしえの雰囲気を醸します。

一乗谷の次はレンタカーを永平寺に回しました。
緑濃い永平寺の境内です。
お寺の中に入る格天井が美しい。
永平寺の素晴らしさは庭や伽藍の個々の美しさにあるのではなく、伽藍全体が持つ粛然とした雰囲気ですね。そこには道元禅師の「仏道をならふというは、自己をならふ也」という自己鍛錬の厳しさが伝わっていると思います。
永平寺の後はこの日の宿(荒島旅舎)のある大野市に向かいました。
天気が良ければ大野城まで歩いて登りたかったのですが、雨が上がらないので登城は見送りました。
このお城は秋から冬にかけて雲の中にポツンと浮かぶように見えるので、日本のマチュピチュと呼ばれているそうです。


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