金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

同期会3割参加論

2018年01月13日 | うんちく・小ネタ

今月下旬に出身高校の関東地区在住者の同期会を開催します。還暦を迎える頃初めて同期会を開催したので、5,6年は続いていますが、出席者はやや低下傾向にあります。理由は本人の体調不良や親の介護が多いようです。

そのような一時的な要因を加減すれば、同期会への参加率はほぼ3割程度で一定しているように思われます。この数字から私は同期生の中には「事情が許す限り積極的に参加する」という積極参加派は3割強だと判断していました。ただ残りの7割近い人は同期会にどのような印象を持っているのかよく分かりませんでした。

ところが最近漫画家でタレントの蛭子能収さんの「ひとりぼっちを笑うな」という本を読み、同期会を積極的に嫌っている人がいることを改めて知りました。

大皿料理を皆でつつくような食事が嫌いという蛭子さんは同期会について「同じ理由で地元・長崎の同期会みたいなものに行くのも正直なところ嫌いです。ですから、誘われても、よほどのことがない限りは参加しません。昔の話をワイワイみんなで話すのもあまり好きじゃないし、『おい、蛭子!」とか絡まれたりすることも多くて・・・それはやっぱりイヤですよ」と書いています。

蛭子さんほど積極的に?同期会を嫌う人が全体の何割位いるのかは分かりませんが、私は積極不参加派は2,3割位はいるのではないか?と推測しています。

これは会社などの組織で2割程度の人が積極的に仕事をし、2割の人が積極的にさぼり、中間の4割程度の人はほどほどに回りの人と合わせているという集団の特性からの推測です。

誤解を招くといけないので、あらかじめお断りしておくと、私は同期会積極不参加派=さぼり組などとは考えていないことです。若い時代にいっとき一緒に机を並べたからといっていつまでも群れることは好まないというのは立派な見識だと思います。

実際のところ私も高校同期会以外の「同窓会」的なものにはあまり顔を出しません。今月は卒業した会社のOB会(立食パーティ)が開催されるのですが、そちらには顔を出しません。

理由は「昔話に花を咲かせるほど暇ではない」ということです。高校同期会については私はチャーターメンバーなので出席を続けていますが、もしチャーターメンバーでなければ出席を続けていたかどうかは分かりません。

基本的に私は「今派」なのです。今何か(トレッキングやスキー、ボランティア活動など)をやるために仲間を募ることには積極的なのですが、「昔話をするための集まり」にはそれほど関心はありません。高校同期会は私にとって例外なのでしょうね。

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