昨日(6月20日)の米国市場は奴隷解放記念日で休み。WSJには目先の相場を離れて少し先のことを書いた記事があった。
それは株価がいつ底値をつけるか?という話だ。
ゴールドマンザックスの調査グループによると1950年まで遡って調べたところ、17回の金利上昇局面では11回は連銀が金融政策を緩和に転じた頃に底を打ったことが分かった。
連銀は今月0.75%の政策金利引き上げを決めているが、インフレ抑制のために更に政策金利を引き上げる可能性を示唆している。
株価は大きく値を下げているが、バリュエーションの点では必ずしも安くはないという見方もある。FactSetによるとS&P500のPERは向こう12カ月の予想に対し15.4倍だ。これは過去15年の平均15.5倍よりほんの少し低いに過ぎない。
以上のようなことから見ると残念ながら株価が底に達するにはもう少し値を下げる必要があるようだ。梅雨空にようにうっとおしい話だが。
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