金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

GWの穴場は三尾

2008年05月05日 | まち歩き

5月3日ワイフと京都に帰る。駅レンタカーを借りまず義父母が眠る太秦のお寺に詣でる。気温が30度近いので、墓石にかけたお水がすぐ乾いていった。その後レンタカーで栂尾(とがのお)に向かった。GWの最中なので周山街道(国道162号)は混んでいるのではないか?と恐れていたがまったく渋滞はなく、太秦から30分弱で栂尾・高山寺下の駐車場に到着。この駐車場は無料だ。駐車場から5分程石段を登ると石水院に着く。ここには鳥獣人物戯画など国宝・重要文化財が多いが、本物はなく模写が展示されているのみだ。本物は東京の国立博物館に寄託されている。ところが6百円も拝観料を取られたのでワイフは「高過ぎるのじゃないの」と憤慨していた。私も同感。石水院からさらに登ると一番上の金堂が杉木立の中に建っているが、訪れる人が少なくやや荒れた感じを受けた。

Kouzanji

しかし参道の杉木立の佇まいは良い。

Kouzanji2

高山寺から1.5km程京都市内に戻ったところに高雄山・神護寺がある。栂尾・槙尾・高雄(尾)を三尾(さんび)というが、その中核は愛宕山に連なる神護寺だろう。石段を歩いていくと登山姿の人と何回かすれ違ったが、愛宕山から回ってきた人達だろう。

写真は神護寺金堂から下を見たところだ。GWの最中だが、神護寺の拝観者は余り多くない。

Jingoji

神護寺の石段は中々登り応えがあった。弘法大師が14年間住持され、真言宗の基礎を築かれたお寺だけのことはあると思った。

Jingoji2

神護寺にしろ高山寺にしろ、紅葉の季節が美しく多くの拝観者を集めると聞くが、この時期は静かであった。GWに京都を訪れる人はもっと市内に近い社寺仏閣を訪ねているのだろう。新緑の頃の三尾は、空いていて穴場だったと私は思った。

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