8月9日(曇り時々雨)南東北三山めぐりの2日目は西吾妻山である。西吾妻山(標高2035m)は吾妻連峰の最高峰だ。岳温泉から裏磐梯を通り白布峠を越えて、白布温泉到着。ドライブ時間は1時間少々だった。当初の計画は白布(しらぶ)温泉から若女平(わかめだいら)を通って登る予定だったが、午後には雨が降り出しそうなので、ロープウェイを使ってできるだけ早く頂上を目指すことにした。10時のロープウェイに乗り5分で天元台高原に到着。次に夏山リフトを3本乗り継いでロープウェイ終点到着(標高1820m)。最初のロープウェイに乗った頃は深いガスの中を進んでいて、天気の見通しは暗かった。しかしロープウェイ終点に到着すると視界が良くなってきた。雲の上にでたようだ。
10時52分登山開始。11時24分標高1939m見晴らしのよい露岩地帯にでた。
蔵王や 飯豊山の頭が見えている(ようだ)。登山道は稜線をまたいで東側すなわち大凹(おおくぼ)と呼ばれる湿地帯に下っていく。湿地帯から標高差100mほどの急な斜面を登ると梵天岩(2004m)に到着。12時4分である。
それに較べて最高峰西吾妻山は樹木に囲まれ眺望はきかない。12時25分西吾妻山頂上到着。記念撮影をしてすぐ西吾妻小屋(避難小屋)に向けて降った。
西大巓の姿が近くに見える。
翌日登る予定の磐梯山の荒々しい姿も見えた。
この3日間で眺望が良かったのはこのひと時だった。
小さな湿地帯の向こうに西吾妻小屋が見える。12時42分小屋到着。小屋で昼食。天気が持ちそうなので、若女平経由の道を降ることにした。12時57分出発。下山を始めて暫くすると雨が落ちてきた。沢筋を通る道は滑りやすい。14時30分若女平上部(標高1450m)通過。GPSには水場の印が出てきたが、水場には出会わなかった。登山道が少し変わっている可能性がある。15時45分。登山口到着。健脚の二人が先行してレンタカーを回してくれたので、あっと言う間にその日の宿「西屋」に到着。早速温泉に浸かり雨と汗を一気に流した。
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