今週からから最近日本に語学留学してきた若い台湾人の男性に日本語のレッスンをボランティアで行っています。そのため台湾に関する関心が高まっており、WSJで米国通商部が台湾との貿易促進のため二国間協定を結んだという記事も興味深く読みました。
アメリカが台湾との貿易促進を重視する理由の一つは、台湾の台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング社などが生産するセミコンダクターの供給を確保したいからです。
アメリカはセミコンダクターの約7割を台湾に依存しています。米国の議会ではセミコンダクターの自国生産を増やすための法案が討議されているそうですが、しばらくは台湾依存が続くでしょう。
一方中国の脅威が高まっている台湾でも米国への傾斜が強まっていると思います。台湾政府は2030年にバイリンガル国家を目指す方針で英語教育に力を入れています。
「台湾人の平均的な英語力は日本人程度」という意見を耳にすることがありますが、10年もすれば台湾人の方がはるかに上手になっている可能性は高いと思います。最近はハイキングなどでも台湾から来ている若者を見かけることが増えています。少なくとも日本人の若者より外国に出向く若者が多そうで、それだけでも語学力向上の機会が増えていることは間違いないと思います。
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