暖かくなるとカメラを持って写真を撮りに出歩きたくなりますね。
そんなとき、少し工夫をした写真を撮りたくなりますね。たとえば背景を思いっきりぼかして花や野鳥など主題にフォーカスした写真を撮りたいとか。
山を登っている時は滝の流れを柔らかく表現するために、NDフィルターを使ってシャッター速度を落としたスローシャッターで糸を引くような水流を映したこともあります。
NDフィルターというのはNeutral DEnsityフィルターのことで、光の量を減らすため、明るい状況でもシャッター速度を落とすことができます。
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公園の噴水をシャッター速度1/2.5秒で撮影したのが上の写真です。噴水の水が糸を引いたように映っています。
下の写真はシャッター速度1/160秒で撮影したものです。水が止まったように見えますね。
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糸を引く水か止まった水か、どちらが良いかはどのような情景を表現したいかによって決まるのでしょうが、人物などと組み合わせて柔らかな状況を表現したいのであればスローシャッターは効果的でしょう。
スローシャッターで撮影するにはNDフィルターが必要ですが、私が使っているOM-5というカメラはカメラの中に疑似的にNDフィルターを着装した効果を出す仕組みが組み込まれています。
今まであまりスローシャッターを活用していませんでしたが、春先は少し使ってみようと考えています。
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