今日(5月23日)の読売新聞朝刊に「三菱UFJ銀行が6月から一部地域でキャッシュカードだけに対応するATMを導入することがわかった」という記事が出ていました。三菱UFJ銀行については4月下旬に「10月2日から送金手数料を引き上げる」と発表しています。送金手数料はチャンネル・金額・相手銀行によって異なりますが、一番高い「店頭・3万円以上・他行あて」の場合現行770円が990円になります。なおインターネットバンキング利用の場合は現在と同じく220円(他行あて3万円以上の場合)です。
これら一連の三菱UFJ銀行の個人客対応を見ていると次のようなことが分かります。
- 銀行としては手間のかかる窓口での送金は取り扱いたくない
- 普通預金の無通帳化を促進し、通帳発行コストやATM維持コストを減らしたい
さらにいうと「銀行窓口には手数料が入る投資信託を購入するような儲けにつながる顧客には来て欲しいが儲けに繋がらない預金だけのお客さんには来てほしくない」と言っているのです。
それならば顧客の方も「もうできるだけ銀行にはいかない。極力資金取引はネットで行います。そして銀行に販売手数料を払う投資信託の取引もしません。投資信託の替わりに信託報酬が低いETF(上場型投信)をネット証券で買います」と言ってみましょう。
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