金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

エバーノートの名刺管理~タグの利用で地平線が広がる

2016年05月18日 | デジタル・インターネット

最近はクラウド上で名刺管理を行う人が増えているのではないか?と思う。クラウド上に貰った名刺のイメージを管理しておくと、オフィスのパソコンから検索できるだけでなく出先でスマートフォンからも検索することができるので何かと便利だ。

ところでサラリーマン時代は交換する名刺は取引先の人が多かったが、サラリーマンを辞めてボランティア活動・趣味・多少のビジネスなどと「少量多品種」な活動を始めると貰った名刺の分類に苦労することがあった。貰った名刺には勤務先が書いてあるが、勤務先のビジネスとは直接関係のないことで繋がっていることが増えてきたからだ。

たまにしか会わない人だと繋がりを忘れてしまうこともある。

そこで思いついたのがエバーノートのタグという機能を利用した名刺管理だ。

元々私はエバーノートにスキャナーで名刺を取り込み管理していたが、名刺にタグをつけることで整理が簡単になった。

エバーノートには「ノートブック」と「タグ」という情報管理方法がある。「ノートブック」はプラスチックケースの名刺箱の「あいうえお」のようなインデックスと考えてよい。一方「タグ」は横串だ。仮に紙の名刺に「〇〇プロジェクト」というような穴を開けておいて、串を刺すと該当する名刺を抽出することができるような仕掛けと考えてよい。

つまり名刺に「〇〇プロジェクト」というタグを付けておくと「タグ検索」で該当する名刺を一度に検索することができる。一つの名刺に複数のタグをつけることもできる。つまり「〇〇プロジェクト」のメンバーでもあり「××NPO法人」のメンバーでもあるという場合だ。

サラリーマンを辞めて「少量多品種」の繋がりが増えたといったが、サラリーマンの方も最近では社外の方とプロジェクト単位で協業することが増えていると思うのでこのような場合も「タグを使った名刺管理」は便利だろう。

タグの利用は幅広い活動を目指す人の地平線を広げると言える。

エバーノートでタグを検索する場合は「tag:検索するタグの名前」で検索することができる。エバーノートには色々なロジックによる検索方法が準備されているが使っていないとすぐ忘れてしまう。しかし忘れてもネット検索するとすぐ使い方が分るので不便はない。すぐ調べられるので忘れるということの繰り返しだが。

タグの利用でますます忘れても良いことが増えてきた。人間の脳の容量には限りがあるので忘れてもシステム的に検索が容易なものはドンドン忘れて良いだろう。少ない脳みそには別の使い道があるはずだ。

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富めるものは志が卑しい・・・舛添知事の政治資金問題

2016年05月18日 | ライフプランニングファイル

ヤフオクでの美術品購入も調査研究費として政治資金に計上していたという疑惑が高まっている舛添東京都知事。完全に政治資金規正法違反になるかどうかという点については、微妙なところがあるようだ。規制法では本人が資金使途を政治資金と認めれば政治資金になるという面があるからだ。

しかし法的には完全にアウトにはならなくても、舛添知事の説明に納得しない人は多い。金にせこ過ぎると言わざるを得ないからだ。

少し前に山形に旅行し立石寺に参詣した時の思いを踏まえて、芭蕉が鈴木清風を「富めるものなれど志いやしからず」と述べた背景を考察したブログを書いた。その中で一般的には「富めるものは蓄財する過程で志の丈が低くなるので、芭蕉は富めるものは通常は志がいやしいと考えていた」と述べた。

今舛添知事の政治資金問題を見ると改めて「人は蓄財する過程で貪欲になりきれいに生きるということを忘れるのだな」という思いをあらたにした。

米国の大統領選挙の予備選を見ているとエスタブリッシュメント(既存勢力・支配階級)に反感を持つ有権者の票が批判勢力に流れる勢いの強さに目を見張る。もっとも共和党のトランプ氏などは政治的にはエスタブリッシュメントではないが、別の意味ではエスタブリッシュメントなので、単純な一次方程式で有権者の心理を色分けすることはできないが・・・

政治家にしろ民間人にしろ自分の理想を実現するために権力の座を目指す過程では権謀実数を使い、時には法律すれすれの金をひねり出す必要があることは事実だ。きれいごとだけで権力の座や富を得られるものでないことは間違いない。事実前出の鈴木清風も紅花商人としてかなり外連の技を使って巨万の富を得た。ただし江戸の商人相手に相場で儲けた大金は吉原できれいさっぱり使ってしまったとので江戸の人は拍手喝さいしたそうだ。

貧富の格差拡大に批判が高まる米国だがなおある種の富裕層支持が強いのも一面の事実。それは「富を富裕層に集中して富裕層が大金を慈善活動に使う方が小口の寄付を集めるより効率的だ」という考え方があるからだ。事実マイクロソフトの創業者ビル・ゲーツ夫妻や著名な投資家ウォーレン・バフェット氏は多額の資金を慈善活動に捧げている。

彼等もまた「富めるものなれど志いやしからぬ」人々である。

それにしても「金にセコイ」という評判は古今東西を通じて、リーダーとしてもっとも忌むべき評判ではないだろうか?

シーザーは回りの人が不安になるほど多額の借金をしてローマ市民に大盤振る舞いをし(ガリア総督時代に徴税で回収したのだろうが)、足利尊氏は室町幕府の基盤が弱くなるほど部下の武将に恩賞を与えたという。彼等は気前が良すぎた様だが、金にセコクて大成したリーダーはいないだろう。

舛添知事が法的にアウトになるかどうかは分らない。しかしリーダーとしてアウトの判定を下されたことは間違いない。

 

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ウインドウズ10にアップグレードしました

2016年05月17日 | デジタル・インターネット

今日パソコンのOSをウインドウズ8.1からウインドウズ10にアップグレードしました。特段アップグレードする目的はなかったのですが、何回も何回もパソコンに「アップグレードのお薦め」というお知らせがでるものですから、根負けしてアップグレードしてしまいました。

所用時間はアップグレードに2時間とマイクロソフトのクラウドサービスOneDriveのアップグレードに20分位かかったと思います。

アップグレードのメリット・ディメリットを深く考えずにアップグレードしましたが、8.1の感覚で使えますのでウインドウズ7から8に変えた時のような違和感はありません。画面は「タスクビュー」ボタンでアクティブになっているアプリケーションを示したところです。

慣れてくると「タスクビュー」を使って別のアプリケーションに移動するのは早そうです。

また音声で検索する「コルタナ」という機能もついています。検索するだけでなく、ワード等のアプリケーションを音声で立ち上げることも可能なようですが、こちらはまだ上手くいっていません。ただ音声認識はかなり実用レベルに達していると思いました(実際に頻繁に使うがどうかは分りませんが)。

ウインドウズ10にしてパソコンの動きは少し軽くなったと感じています。

まだウインドウズ10の機能のほんの一部しか使っていませんが、マイナス面の影響はなく、パソコンの動きが良くなった分メリットがあるのではないか?と感じています。一日目の印象に過ぎませんが。

 

 

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ニフレルで動物写真を撮った

2016年05月16日 | 写真

ニフレルというのは、大阪千里中央に最近できた水族館+動物園のような施設だ。ただしこれは既存の概念で説明しようとした話で正確には「生きているミュージアム」というニフレルとキャッチフレーズをそのまま理解する方が良いだろう。→http://www.nifrel.jp/

東京では有名ではないが、大阪では大変人気の高い施設で、午前中は一般客に加えて小学生の見学者が多い。

私の姪がここでキュレーターをしているので、大阪に出張したついでに立ち寄ってみた。

キュレーターcuratorという言葉にも説明が必要だ。キュレーターとは一般的には博物館の館長・主事を指す。姪たちの仕事はニフレルで飼育している動物の飼育が主な仕事だと思うのだが、単なる飼育係ではなさそうだ。つまり動物たちの生きている姿を来館者が感動を持つような形で示すことがタスクのようだ。

館内はフラッシュ撮影は禁止だが、それ以外は撮影OKだ。

魚や動物の写真を撮りたい人には絶好の場所だと思う。

これはフグの仲間だ。イソギンチャクも面白い。

ナポレオンフィッシュもいる。

水生動物ということでは大きなワニもいた。

動物の写真の良し悪しは眼にレンズの焦点があっているかどうかで決まるというので、ワニの眼に焦点を合わせてみた。瞬きのない冷たく怖い目であると改めて思った。

ニフレルは大阪の大きな水族館・海遊館の弟分なので、水槽に住む動物が多い。カワウソもその一つだ。

ただしカメレオンのように水辺ではなく木の上に住んでいる動物も「展示」されている。

ペリカンなどの鳥もいる。

撮影に際しては館内全体が暗いのでISO感度800程度にあげて、シャッター速度を1/160秒位で撮影したが、上のペリカンの写真はシャッター速度を1/30秒に落として撮影してみた。そうすることで羽根の動きにブレがでて躍動感のある写真になったと思う。

時間があれば色々試してみたいところだが、あまり時間もなかったし、ドンドン人が混んでくるのであれこれ試す訳にもいかなかったのは少々残念だった。

外にでて振り返るとニフレルの建物の脇に今は動いていない観覧車があった。

トイカメラのオートフィルタ―を使って写真を撮ると侘しさが募る。

デイライトのフィルターをかけて撮るとニフレルの新しい試みに希望が見えてくるから面白い。

1時間半ほどで観ることのできる施設だが写真好きな人ならもっと長く遊んでいることができる場所だ、と言ってよい。

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新緑の西沢渓谷を撮る

2016年05月14日 | 写真

今日(5月14日土曜日)西沢渓谷に写真を撮りに出かけた。自宅から車で2時間少々である。

9時半に駐車場に着くとほぼ満車。この時期新緑とシャクナゲを楽しむ入渓者が多い。

最初に出てくる滝は大久保の滝だ。

しばらく沢沿いの道を歩くと不動滝に出会う。

NDフィルター+三脚でスローシャッターの写真を撮った。

次に特に名のある場所ではないが、流れを正面から見る場所に三脚を据えることができたのでここでも1枚。

ここを過ぎると西沢渓谷のハイライト・七ツ釜五段の滝が近づいてくる。

シャッター速度を1/4秒にして何枚か写真を撮った。

七ツ釜を過ぎると下山路(旧トロッコ道)は近い。

下山路の手前にはシャクナゲが咲いていたが、花の盛りは過ぎた様だ。

昔読んだ記録では5月中旬がシャクナゲの季節、とあったと記憶していたが気温が上昇したので花盛りはもっと前になったのかもしれない。

ところどころにツツジが咲いていた。

ツツジは日当たりを好むようで、崩壊地などの急斜面に咲いている。ただし急斜面に近づくのは危険だ。西沢渓谷の側壁は急傾斜で足を滑らすと100メートル以上は滑落してしまう。

車に戻ったのは1時半。約4時間の写真撮影散歩だった。

日頃の登山で三脚・レリーズを用意することはないが、今回は夏に昔の会社のOB会で山の写真展をするため、多少凝りの入った写真をとるため、ちょっとした機材を担いで歩いた次第。凝りが入ったといったところで、スローシャッターで滝を撮るというだけの話なのだが。

なお写真展のため、次は山上で星座を撮影したいと考えている。こちらは完全に天候勝負である。人様に見て頂く写真を揃えるのは楽ではない・・・

 

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