金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

グーグル翻訳の実力を試してみた

2020年02月15日 | 英語

ネパールの生態学研究者から来た「過疎化に関する簡単な見解」を翻訳する必要が発生したので「グーグル翻訳」を使って荒ごなしをすることにした。

【原文】

Depopulation is common problem in the rural area of Nepal. In most of the hilly region, the people left their productive land and house and migrate towards city area like Pokhara, Bharatpur, Kathmandu for searching the better life.  In recent decades hill areas of Nepal has lost greater proportion of population resulting labour deficit on hill agriculture. The youth of Nepal mainly Midhill commonly migrate to foreign countries for earning. Hence, the midhill area are now lack of youth main power. The wife of those youth migrate towards city for better education to their child. Hence, there is very low students number in school. In some primary schools the teachers are more than students. Some of the small school are going to merged due to lack of students. Such types of problems are common in almost all government school of the rural area.  Such type of problems may be facing the school that your organization supporting. Hence, hot discussion is necessary to increase the students number in the school. All of the teachers, students, parents and donor agencies should commit for the improvement of education quality. If we improve the quality of the school, there is no problems for increasing in students’ number.

【グーグルの翻訳】

人口減少は、ネパールの農村地域では一般的な問題です。丘陵地帯の大部分では、人々は生産的な土地と家を離れ、より良い生活を求めてポカラ、バーラトプル、カトマンズなどの市街地に移動します。ここ数十年、ネパールの丘陵地帯では、人口のかなりの割合が失われ、結果として丘陵農業の労働力不足が生じています。ネパールの若者、主にミッドヒルは、一般的に稼ぐために外国に移住します。したがって、ミッドヒル地域は現在、若者の主力が不足しています。それらの若者の妻は、子どもへのより良い教育のために都市に向かって移動します。したがって、学校の生徒数は非常に少ないです。一部の小学校では、教師は生徒数以上です。一部の小さな学校は、生徒の不足により合併する予定です。このようなタイプの問題は、地方のほとんどすべての公立学校で一般的です。このようなタイプの問題は、組織がサポートしている学校に直面している可能性があります。したがって、学校の生徒数を増やすには、熱い議論が必要です。教師、学生、保護者、援助機関のすべてが教育の質の向上に取り組むべきです。学校の質を向上させれば、生徒数が増えても問題はありません。

【問題点】

全体としてはかなり良くできていると思います。ただし幾つかの点は修正することにしました。

まず「バーラトプル」Bharatpurこれは日本語の旅行案内書などではバラトウプルになっていますので修正します。ちなみにバラトプルはネパール第4位の都市です。

丘陵地とミッドヒルという言葉が混在しているので丘陵地帯に統一しました。原文ではhilly regeionとmidhillなのですが、これは同じ単語の繰り返しを避けsynonyn同義語を使うという英語の修辞法よるものだと判断しました。

最後の文章は因果関係が逆転しているようなので修正しました。

【修正版】

人口減少は、ネパールの農村地域では一般的な問題です。丘陵地帯の大部分では、人々は生産的な土地と家を離れ、より良い生活を求めてポカラ、バラトプル、カトマンズなどの市街地に移動します。ここ数十年、ネパールの丘陵地帯では、人口のかなりの割合が失われ、結果として丘陵農業の労働力不足が生じています。ネパールの若者~主に丘陵地帯の若者~は、一般的に稼ぐために外国に移住します。したがって丘陵地域は現在、若者の主力が不足しています。それらの若者の妻は、子どもへのより良い教育のために都市に向かって移動します。したがって、学校の生徒数は非常に少ないです。一部の小学校では、教師の数は生徒の数以上です。一部の小さな学校は、生徒の不足により合併する予定です。このようなタイプの問題は、地方のほとんどすべての公立学校で一般的です。このようなタイプの問題は、あなたの組織がサポートしている学校直面している可能性があります。したがって、学校の生徒数を増やすには、熱い議論が必要です。教師、学生、保護者、援助機関のすべてが教育の質の向上に取り組むべきです。もし我々が学校の質を向上させるならば、生徒数を増やすという問題はなくなるでしょう。

【評価】

これは「ネパールで小学校建設支援を行ってきた日本のボランティア団体」が支援してきた小学校の廃校  問題に直面し、生態学研究のためネパールの農村地帯を歩いている研究者の意見を求めたことに対する回答の手紙です。経緯や背景を知らない中でグーグル翻訳は健闘したと思いますがいかがなものでしょうか?

なお「学校の質を向上させると生徒数を維持・増加が可能」という結論は異論が起きるところでしょうね。現金収入の機会が少ない農村部から若者層の都市または海外移住は避けることのできない動きでしょう。経済規模や一人当たりGDPでは差が大きい日本とネパールですが、過疎化については問題を共有していますね。

 

 

 

 

 

 

 

   

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まいりました。ESTA代理店には

2020年02月13日 | ライフプランニングファイル

先日偉そうにESTAを申請したなんてブログに書いたところ、「高いお金を取られたのは代理店経由だからよ」とコメントでご指摘を頂きました。ありがとうございました。誠に汗顔の至りです

高い手数料を取るのは直ちに詐欺という訳にもいかない(代行手数料を取る訳ですから)ようでただ自分の脇の甘さを反省しています。

でどうしてこのようなことが起きたか?というとまず検索エンジンでESTAを検索すると私が使ったサイトが上部に出ていたことです。

次に最近英語を使ってインターネット上でやり取りすることが多かったため、深く考えずついつい勢いでESTAの申請に走ってしまったのですね。本来は公式サイトを訪ねてしっかり勉強すれば代理店に不当に高い手数料を払わずに済んだものを・・・と反省しています。

これを機会にもっと慎重にならねばいけないとホントに反省です。

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旅の準備はホントにネットの時代

2020年02月12日 | デジタル・インターネット

今更ながらの話ですが、このところ旅の準備でインターネットを活用しています。

その具体例を幾つか紹介します。

1)スキーペンションとのやり取りはGmailで

私が幹事になって今週末Mt.乗鞍スノーリゾートに行くのですが、泊まるペンションとの連絡はメールでやり取りしています。別にGmailである必要はないのですが、移動中に連絡を取ることを考えるとGmailが便利です。仲間の内スキーセットをレンタルしたいという人がいましたので、身長・靴のサイズなどをメールで連絡しました。これを電話でやろうと思うと大変です。ペンションの方はお客さんの送迎等で忙しいので中々つかまりません。またペンションの方も忙しい時期に電話で振り回されなくて助かっていると思います。

ペンションから先のオペレーションは分かりませんが、スキーレンタル業者との間のやり取りもメールになっていると私のメールを転送すると板や靴のサイズ・受け渡し日と時間などを聞き間違えなく伝えることができるので便利ですね。

2)安比高原は前泊して盛岡で前夜祭

乗鞍の次は安比高原です。当初は当日東京から盛岡に行く予定でしたが、スケジュールが調整できたので前日の夜盛岡に入ることにしました。

仲間内の打ち合わせにはフェイスブックのmessenger を利用して、スケジュールの変更は山の会のフェイスブック(閉鎖系)にアップ。すると更に前夜発希望者が増えました。

新幹線の予約変更は「えきねっと」で簡単に変更。発券するまで無料で変更可能ですから「えきねっと」の発券はギリギリにするのが良いでしょう。

3)米国旅行の準備はESTAの申請から

長い間米国に行っていませんが5月に旅行する予定です。今米国に行くには「オンライン電子渡航認証システム」ESTAの事前取得が義務付けられています。米国に行くのは少し先ですが、まずESTAを取得してみました。

ESTAはElectronic System for Travel Authorizationの略。申請はESTAのホームページから簡単にできます。

準備しておくものは、自分のパスポートとクレジットカード(個人的経験ではデビットカードの方が良い)です。なお同行者がいる場合は同行者のパスポートも用意しておくと一度に済ますことができます。

以下は実際にESTAを申請・取得する上で気になった点です。

・クレジットカードは受け付けられず、デビットカードで決済した。因みにESTA申請には104ドルかかります。

どういう訳がクレジットカードは受け付けられませんでした。そこで銀行口座から即時に資金決済されるデビットカード(銘柄はVISAデビットカード)を使うと簡単に決済することができました。

これが偶々の現象なのか時々起きる事象なのかはわかりません(済んだことなのでESTAに照会せず)。

・次に想定外でしたが、私の手続きが完了した後、ESTAのホームページが同行「同行者はいますか?」と聞いてきました。家内も一緒に渡米する予定なので家内のESTAも私が申請しました。資金決済は私のデビットカードをそのまま利用しましたが、電子メールの登録(ESTAの認証をPDFで送ってきます)は家内のアドレスで行いました(多分私の電子メールアドレスでもOKだったと思いますが・・・)。

ということで米国渡航準備の第一歩は簡単に終わりました。

旅行というとホテルや航空便の予約にトリバゴやBooking.comを使うのが当たり前になってきました。会社の出張旅費精算もSaaS型の経費精算システムで電子申請・決済を行うようになっています。

これらは便利なツールですが、便利故旅を味気なくしている面がありますね。

私がもし旅行会社やホテル側の人間であれば、何か「予定外」のことが起きる企画を組んでみたいような気がする時があります。もちろんソリューションのない予定外(今回のコロナウイルスのような)は困りますが、知恵とインターネットを活用するとソリューションを引き出すことができ、それが意外な発見に繋がるような旅の企画があると面白いでしょうね。旅の魅力の一つは未知の世界に出会うことですから。

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ニューヨークタイムズの購読停止、Text messegeの良い練習になった

2020年02月11日 | デジタル・インターネット

数カ月前に読み始めたニューヨーク・タイムズ(電子版)を解約することにした。大統領選挙の年なのでニュースは多いがコンスタントに読んでいないと状況が把握できないのでそれ程面白くない。かといってコンスタントに読むほど関心が高くない、ということで今日購読を取りやめることにした。

購読のキャンセルに手間がかかることは覚悟していたが、中々面倒だった。ニューヨークタイムズが指定する解約方法は3つあった。一つは解約窓口に電話をかける。二つ目は解約担当にText messageを送る、三つ目がchatで解約を伝えるというものだ。Chatが一番手軽だと思ったが、東京の午前中は「チャット担当者は今ふさがっている」というメッセージがでていて使えない。つまり米国の営業時間だけ対応するということなのだ。

そこでText messageを送る方法を選択。米国にText messageを送ったことはないので、ドコモのホームページを参考にしながらスマートフォンからメッセージを送信した。

https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/worldcall/sms/

送る側の私からするとショートメッセージ(SMS)を送っているだけでフェイスブックのMessengerで英文メッセージを送っているのと変わらない。ただし1回50円~の料金がかかるのが気になるところだ。ちょっと来月の請求が気になる。

日本のショートメッセージとの違いがあるとすれば、日本のショートメッセージはスマートフォン間のメッセージのやり取りだが、この場合の米国のText messageの受け手は大きなコンピュータという点だ。

つまりコンピュータが顧客からの申し出の前さばきをして、アカウント番号を送れだとか解約理由は何だとか聞いてくるのである。そして今なら1週間1ドルで購読できるけど・・などとセールスもしてくる。

まあ、かなりしっかりしたロボットを使っているようだ。それでもこちらが「年を取って読む時間がない」などと解約理由を述べると最後には分かりましたということで一件落着である。

この辺で引き留めセールスは打ち切ろう、という判断はアカウント管理の人間が行っているのだろうが。

ということで英字新聞購読の打ち切りにはかなり手間がかかることをまた経験してしまった。でもText messageという私にとっては新しい通信手段を経験できて面白かった。この経験が次にどのように役立つか分からないが、場数は踏んでおいて損はないと私は考えている。

 

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コロナウイルスに打ち勝つクラウド株への資金の流れ

2020年02月11日 | 投資

昨日(2月10日)の米国株はアマゾン株が2.6%上昇して高値を更新した。アマゾンを始めとするクラウド銘柄が堅調でナスダックは最高値を更新した。

CNBCのCramer氏によると投資家は資金を循環銘柄からクラウドサーバー大手に回している。クラウドサーバーの大手はアマゾン、マイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットだ。

マイクロソフトのアジュールは昨年の第4四半期に前年同期比62%の増収。グーグル・クラウドとアマゾンのAWS(クラウド)は昨年各々52%、34%増収となった。

クラウドの売り上げが伸びているのは、企業や公共団体がデジタル・トランスフォーメーションを加速させているからだ。デジタル・トランスフォーメーションでは、社内申請のワークフロー化などSaaS ( Software as a service)と呼ばれるクラウドで提供されるサービスを利用することが多い。

デジタル・トランスフォーメーションは、働き方改革・労働力減少・生産性向上に対応する有力な切り札だ。またコロナウイルスの影響を直接受ける可能性が低い。

だからこの時期投資家は資金をクラウド株に振り向けているのだ。それが米国株高のドライバーだ。

うがった見方をするとコロナウイルス騒動が沈静化してくると資金はクラウド株から離れて循環株に向かうかもしれない。だが恐らくかなりの資金はしばらくクラウド関連セクターに留まるだろう。

なぜならデジタル・トランスフォーメーションの流れはまだまだ続くからだと私は考えている。

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