監督 J・J・エイブラムス 出演 トム・クルーズ フリップ・シーモア・ホフマン
これはいったい何なのだろうか。単なるアクション映画? それとも「危険信号ゲーム」?(例が古すぎたかなあ。) 覚えているは24時間以内だとか、あと何分、あと何秒といったやりとりだけ。なんだか不可能な任務のために仕事をしているのではなく、決められた時間内に仕事をこなしているだけ、という気がしないでもないなあ。
途中に出てくる(あるいは、全編を覆う?)トム・クルーズの恋愛ごっこも白けるなあ。スパイの恋愛といえば敵の女との恋愛じゃなくてはおもしろくない。任務か愛か、あるいはセックスの愉悦か。そこに人間性が出てくるのに、家庭を守るために(愛する妻のために)戦うというのではな、ミッション・インポッシブルとういよりも、インポ男の「愛しているんだよ」告白ごっこのよう。
つまんないですねえ。
トム・クルーズが一生懸命アクションしているのだけれど、どうせ実現するんでしょ? できないことは何一つないんでしょ? という印象が先に立って、ぜんぜんはらはらどきどきしない。これというのも敵との人間関係というか、心理戦みたいなものが何もなく、ひたすらトム・クルーズの「妻を愛している」ののろけが出で来るからだねえ。おおい、フリップ・シーモア・カウフマン、何をやっているんだあ。こんなことじゃアカデミー賞は取れんぞ、と『カポーティー』を見る前なら思ったかもしれない。
予告編だけで満足すべき映画です。本編は見ると損をします。
これはいったい何なのだろうか。単なるアクション映画? それとも「危険信号ゲーム」?(例が古すぎたかなあ。) 覚えているは24時間以内だとか、あと何分、あと何秒といったやりとりだけ。なんだか不可能な任務のために仕事をしているのではなく、決められた時間内に仕事をこなしているだけ、という気がしないでもないなあ。
途中に出てくる(あるいは、全編を覆う?)トム・クルーズの恋愛ごっこも白けるなあ。スパイの恋愛といえば敵の女との恋愛じゃなくてはおもしろくない。任務か愛か、あるいはセックスの愉悦か。そこに人間性が出てくるのに、家庭を守るために(愛する妻のために)戦うというのではな、ミッション・インポッシブルとういよりも、インポ男の「愛しているんだよ」告白ごっこのよう。
つまんないですねえ。
トム・クルーズが一生懸命アクションしているのだけれど、どうせ実現するんでしょ? できないことは何一つないんでしょ? という印象が先に立って、ぜんぜんはらはらどきどきしない。これというのも敵との人間関係というか、心理戦みたいなものが何もなく、ひたすらトム・クルーズの「妻を愛している」ののろけが出で来るからだねえ。おおい、フリップ・シーモア・カウフマン、何をやっているんだあ。こんなことじゃアカデミー賞は取れんぞ、と『カポーティー』を見る前なら思ったかもしれない。
予告編だけで満足すべき映画です。本編は見ると損をします。