最近、その道の南端に家が建ったのですが、この家の道路に面した壁のほとんどは透明ガラスで出来ています。建築家のポリシーなのか、住人の趣味なのか、ガラスの内にも外にも目隠しになるようなものは何もなくて、つまり、中が丸見え。夕方には電灯がついていて、さらにはっきりと見えてしまいます。
フローリングの床の上には最低限の椅子とテーブルが並べられ、自転車やスニーカーも置いてあります。脚立のようなハンガーには服も掛かっているので、人が暮らしているのは確か。一度は、女の人が椅子に腰掛けて本を読んでいるのを見ました。今日はテーブルにノートパソコンが載っていたな。
2階の奥の一角が大きなボードで仕切られていて、その陰にベッドが置かれているようです。さすがにそこは見えません。
こういう家に住むのには、度胸がいるでしょうねえ。人通りが少ないところとはいえ、公道に面している。散歩の人がけっこう通るはずです。四六時中、人の目を気にしていなくてはならない。
逆に見れば、外の景色を自宅の延長にしているので、開放感は満喫できるでしょうね。さらにいえば、泥棒に入られる危険も少ないかもしれません。
とはいえ、どう考えてもあそこに住む勇気は、私にはないですね。動物園の動物になったような気がするに違いない。
いちにち経っても、やっぱり嬉しい千葉ロッテマリーンズのパリーグ優勝。
31年前の金田監督での優勝は記憶にありません。応援を始めたのは有藤さんが引退、監督に就任した1980年代後半から。92年に川崎球場を去る時には「多摩地区に来ないかな」と願ったものでした。
川崎球場ではガラガラの外野席にマージャン台を持ち込んで、ゲーム中にマージャンやってる人がいましたっけ。バレンタイン監督をクビにした理不尽なゼネラルマネージャーに憤慨したり、98年に18連敗というワースト記録にあきれたり。色々あって、家族には「応援してもしょうがないんじゃないの」などと言われ続けて来ましたが、今度の優勝ですべてが良き思い出。
阪神との日本シリーズも良い試合を期待しています。