庭仕事をしていたら、近所の家に遊びに来ている女の子(5歳くらい?)が少し離れたところから興味ありげに眺めています。どうやら、ガーデンシュレッダーでの作業が気になるらしい。その時、私は選定した庭木の枝をシュレッダーで切り刻んでいたのです。
「見る?」といって、シュレッダーの吐き出し口に置いてある袋を指差すと、「うん」といって近寄ってきました。
切り刻まれた屑を示し、「こういうふうになるんだよ」と教えてやると、葉っぱを拾って「これが?」といいます。
「そう」
「ふーん」
「見る?」といって、シュレッダーの吐き出し口に置いてある袋を指差すと、「うん」といって近寄ってきました。
切り刻まれた屑を示し、「こういうふうになるんだよ」と教えてやると、葉っぱを拾って「これが?」といいます。
「そう」
「ふーん」
女の子にはもうひとつ気になることがあるらしく、2階のベランダから庭のツゲの木のあたりに大きな巣を作っている女郎グモを指差し、「大きなクモがいる」というのです。そして、「殺さないの?」
「殺さない」
「どうして?」
「あそこでクモは自分で餌をとって生きているからね」
クモの巣をそのままにしてあることを、彼女は不思議がっていたようです。たぶん、自分の家のクモの巣は誰かが取り払っているのでしょう。
でも、私の家では、よほど通行の邪魔にならない限り、そのままにしてあります。モクの生き方に興味があるのもありますし、それに、無理矢理壊さなくても、いずれ雨や風で壊れてしまいますものね。