シーレー

　ようやく涼しくなりました。
　「暑さ寒さも彼岸まで」……ということは、お彼岸までは暑くても不思議ではないということなんですかね。お彼岸を過ぎてまだ暑いと異常だ、と。
　ならば、今日ぐらいに涼しくなってくれれば文句をいっちゃいけないのかもしれません。

　夕方は自転車で野川を遡って、野川公園～武蔵野公園～多磨霊園～武蔵野の森公園～飛行場とまわりました。どの施設もほぼ隣接しているので、たいした距離ではありません。

　写真のヒガンバナの群生は野川公園の自然観察園にて。ちょうど見頃でした。
　田舎の高知では、この花のことを「シーレー」といったりします。漢字で書くと「死霊」でしょうか。自信はありませんが。
　ガキの頃は、一面に咲いたこの花を棒っきれで薙ぎ倒して歩くのが好きでした。今思うと、どうしようもないヤツですね。もちろん今日は１本たりとも触れることなく、遠くから眺めるだけでした。