午後、都心に出かけ、ある本の装幀の打ち合わせに立ち会いました。
デザインの細かい直し、微妙な色使いの指定、紙の選定……悩み出したらいくら時間があっても足りなさそう。
それらをその場で判断し、決めてゆく。経験と決断力のいる仕事だと痛感しました。プロでないとできないでしょうね。いい勉強になりました。
〈ナンクロメイト〉11月号が発売になりました。新刊本紹介のページで、アンナ・ポリトコフスカヤ『ロシアン・ダイアリー 暗殺された女性記者の取材手帳』(鍛原多恵子訳、NHK出版)、井上雅彦『遠い遠い街角』(東京創元社)、山下定『サイレントヒル3』(コナミノベルズ)を取り上げています。