白粉花

　今日の最高気温は31.9℃（隣町アメダス）。都心や八王子などではもっと高いから、このあたりが気温的には恵まれたということでしょうね。地形や、雲のかかりかたが関係しているのか？
　これぐらいだと、扇風機と、体のあちこちに押し当てて体温を下げるカチンカチンの保冷剤と、昼食の後のシャーベットがあれば楽に過ごせます。あ、もちろん夕方のプールも。

　このところ、外出といえば市民プールへの行き来ばかり。それも自転車を使うので、道端の草もろくに見ていません。
　今日は夕食前に野川までちょっと歩いてみました。ひさしぶり。いつの間にかオシロイバナがいっぱい咲いています。オシロイバナ科の多年草。
　さまざまな色の花があるのが特徴ですね。ひとつの株でも花の色が違ったりするのは、遺伝子の働き方がわりと雑なのでしょうか。

　夕方になって花が開くのは、夜の虫に花粉を運んでもらおうという戦略。おもに蛾かな。
　で、明け方、花が閉じる頃にはオシベとメシベがくるくると巻き上がって自家受粉するという保障策もとっています。なかなかにしたたか。

　そばに寄ると良い匂いがするのがうれしいですね。この甘い匂いをなんと表現すればよいのやら。