毎日、毎日プールへ通って、今日もやはり行きましたが、それ以外の時間は何をしているかというと、だいたいは仕事をしています。本を読んだり、原稿を書いたり。
今日は朝から昼過ぎまで原稿を書いていました。書評3冊分。
本の紹介は結構むずかしいが、そのぶん、楽しくもあります。機械的に内容紹介をしてもつまらないので、本によって扱い方を変えます。時に個人的偏愛を出したり、時に一般読者の好みに訴えてみたり。
書評といえば、中学生の頃でしたか、世界文学の歴史を易しく書いた本があり、それを指針にあれこれ名作を読んだことを思い出します。本の世界に乗り出してゆくのには、ああいう手引きが重宝でした。
今の人は何か頼りにする読書案内があるのだろうか。
文学全体は無理にしても、いずれSFの読書案内のようなものを、若い人向きに書いてみたいという気持ちがないわけでもないのですが、その前に書いておきたいもの、書いておかなければならないものがあり、いったいいつのことになるやら。
早くしないと能力が衰退することは目に見えているのですが。