惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

隣町まで

2017-01-10 21:05:23 | 自転車

 夕方、クロスバイクを引っぱり出して、ちょっと遠出。隣町、府中の分倍河原まで行って来ました。
 確かめたいルートがあったのです。大きな国道ではなく、裏道を走ればどんな具合かと。

 途中、東京競馬場までは何度も行ったことがあるのですが、その先、自転車では初めて。競馬場には回らず、旧甲州街道をたどり、大國魂神社のすぐ前をかすめるようなルート。踏切がひとつありますが、あまり信号にも引っかからず、わりと走りやすい道。片道30分かかりました。

 その前、仕事の時のBGMは、ナンシー・シナトラとロバータ・フラック。

 ナンシー・シナトラは、ついこの前も書きましたが、洋楽と出会った頃からの懐かしい歌手。
 「レモンのキッス」、「イチゴの片思い」などは、日本だけのヒットだったようです。中学生になり、本格的にポップスを聴き始めてからは、「にくい貴方」「シュガータウンは恋の町」「恋のひとこと」など、ラジオから流れてくるのを楽しみました。パンチの効いた歌い方と、少しサビの入ったような甘い声が魅力的。

 ロバータ・フラックは、何といっても、ソフトな歌声。心に沁みます。大学生の頃のヒット曲「やさしく歌って」が、やはりもっとも印象的。当時、シングル盤を買って、歌詞も覚えました。

 この曲は、人の心をつかむ素晴らしい歌手のことを歌っていますが、後に、そのモデルがドン・マクリーンだということを知ました。「アメリカン・パイ」という大ヒット曲をもっています。
 ドン・マクリーンも聴きなおしてみたい歌手のひとり。


粕漬け

2017-01-10 08:26:43 | 食・レシピ

 (昨夜はサーバーの具合が悪かったので、日が改まってから、9日の日記を更新しています)

 昼過ぎから青空が広がり、気温も気持ちも上向きました。冬とはいえ、寒いのはしんどい。

 夕方の散歩(といっても、自転車も使いましたが)は、つつじヶ丘まで。今年、初めて。

 本屋さん「書原」では1冊だけ、毛利眞人『ニッポン・エロ・グロ・ナンセンス』(講談社選書メチエ)を購入。隣のスーパー・オオゼキでは、特売の凄く安いワイン(サンタ・バイ・サンタカロリーナ)と芋けんぴ(塩)を買いました。

 その後、急いで帰宅して、庭で七厘に火をおこし、夕食のおかずを焼く。マグロの粕漬け。
 数日前に食べたブリの切り身には及びませんが、それでも、とても美味。粕漬けは魔法のように、魚肉の味を変えます。素晴らしい。

 仕事のBGMで流していたのは、ナット・キング・コールとサム・クック。どちらも黒人で、父親が教会の牧師。幼い頃から、教会音楽に親しんでいたという共通点があります。
 ベスト盤のCDを聴いたのですが、ライナーノートによれば、ナット・キング・コールは、最初、自身のピアノトリオでピアノ演奏に専念し、歌うつもりはなかったとか。お客さんに無理強いされる形でホテルのショーで歌ったのが歌手としての始まりだったそうです。そして、やはりそういった席で、お笑い芸人が紙の王冠をナットの頭に落とし、「キング」と呼んだため、以後、「キング」の名がついたとも書かれています。

 どちらの歌手も、ゴスペルやジャズ、カントリーなど、さまざまな要素の混じった名曲を作り、演奏しました。うっとりします。