午後2時から、渋谷区氷川区民会館にて「SFファン交流会」。
昨年の国内活字SFについて、日下三蔵さんと検討――の予定でありましたが、日下さんは事情があって到着が遅れるとのこと。急遽、会場にいらした高山羽根子さんが隣に座ってくださり、話を進めることに。助かりました。一人だったら、どうなったことやら。
最初に、昨年、高山さんが大賞を受賞された「第2回林夫美子文学賞」について、ご本人からお話をうかがう。授賞式の模様や、応募の動機など。こちらで受賞作「太陽の側の島」を読むことができます。
その後は、掛け合いの形で、昨年の国内SFのめぼしいものについて、あれこれ。
いちばん目立ったところでいえば、昨年は宮内悠介さんの活躍が目覚ましかった(一昨年は円城塔さんでした)。あと、自分の年齢のこともあり、ベテラン勢の活躍を知ってほしいと思いました。眉村卓さん、梶尾真治さん、山田正紀さんなど。
ファン交の第二部は、まず、到着した日下さんのお薦めの、ラノベ、SFミステリ、筒井康隆さん本などについて。その後、縣丈弘さん、林哲矢さんが加わってコミックのお話。色々、気になる作品が出てきました。