現在、65歳であります。
この年齢になり、基礎年金を受け取るようになり、市のスポーツ施設利用料も半額になり、社会的に「高齢者扱い」をされるようになったと実感しています(でも、この2件以外では、特に変わったところはないかな)。
ところが、一昨日、発表された「高齢者の定義と区分に関する、日本老年学会・日本老年医学会:高齢者に関する定義検討ワーキングルプからの提言」によると、65歳以上を「高齢者」とするのは実態に即していない。65~74歳は「准高齢者」とし、75~89歳を「高齢者」としてはどうか、という。
早い話が、年寄り扱いは75歳になってからでいいんじゃないか、と。
私が抱いた「年寄り」気分は、10年早かったことになるのでしょうか。
ただ、実感としては、現役世代とはかなり違ってきたなぁというところはあります。肉体にしても、精神(脳みその働き)にしても。
この「提言」によれば、「現在の高齢者おいては、10~20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が 5~10年遅延しており、『若返り』現象がみられています」とのこと。
ということは、「本当の高齢者」はもっともっと変化を感じるのか。ちょっと恐ろしい。
常識的に考えて、わずか10年や20年で、そんなに日本国民が若返ったとは信じられない部分があるのですが、専門家のいうことだから、具体的な数字の裏付けがあるのでしょうねえ。
ワシはまだ年寄りじゃないのか……。
今日、仕事の時にもっぱら聴いていたのは、レオン・ラッセルとバッドフィンガー。
昨日はスウィング、今日はロック。どちらもいいもんです。