惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

米国大統領

2017-04-09 21:25:43 | ひと

 明け方からの雨のせいで、そろそろ満開かという野川の桜がかなり散ってしまいました。

 寒い日が続いて、なかなか花が開かなかった上に、咲いてからも悪天候。今年の桜は不順です。

 トランプ大統領がシリア空爆に踏み切った経緯が、各紙でまとめられています。

 毎日新聞によると、毒ガスによる死者――とりわけ子どもたちの死の映像が、大統領に衝撃を与えたとか。
 「アサド政権はレッドラインをいくつも越えた」という有名な発言の前段で「子どもたちへの攻撃は私に大きな衝撃を与えた」と言っていたことと符合します。「赤ん坊たち」と強調していたのは、双子の死者を抱いた父親の写真のことだったのでしょうか。
 この惨状を見て、トランプ大統領が、「世界の警官にはならない」、「アサド政権よりも、むしろISと戦う」と言っていた当初の方針を転換したという見方ができそうです。イヴァンカさんが「父親を誇りに思う」と言ったのも、人道的理由による攻撃だったと認識しているせいだと考えれば納得しやすい。
 しかし、サリンと見られる毒ガスがシリア軍の空爆によるものという直接的な証拠は持っていないようです。国連による決議か、自国の防衛のためか、どちらかでなければ正当化できない軍事攻撃の理由づけも、(自衛のためだとしていますが)無理があり過ぎる。

 自らの政策の一貫性を考慮することなく、事実の裏付けを無視し、感情的な要因で法を超越した決定を行う人が大国の指導者になっている。そう考えるしかないようです。さらに、オバマ前大統領との違いを打ち出すことによって、新政権の成果を誇ろうとする傾向も顕著。すごくハラハラします。

 夕方は、桜が咲き誇る野川の遊歩道を下って、隣町のホームセンターまで。
 入荷したばかりのトマト苗を、3株、購入しました。ホーム桃太郎、税込みで1株80円。
 すごく注意して持ち帰ったつもりなのに、葉っぱがひとつ折れてしまった。残念。
 苗はポットのまま10日ほど放置し、その後、植え付ける予定です。