昨夜は都心に出て、一の日会。
気の合うSF仲間10人が居酒屋に集い、わいわいがやがやと。
実に楽しい。
今日も、午後、都心に出ました。六本木のTOTOギャラリー「間」にて、「坂茂:プロジェクツ・イン・プログレス」。建築家の坂茂(ばん・しげる)さんの個展です。
紙や木を使った、有機的で柔らかな印象の建築を手がけてきた坂さん。人にも環境にも優しい、時代の風を感じさせる建築家です。
この個展では、4月にオープンしたフランスの音楽ホール「ラ・セーヌ・ミュージカル」、今年12月にオープンする予定の「富士山世界遺産センター」、オーストリアの家具メーカー「ティーム7新社屋」、「スイス時計会社本社」、「湯布院ツーリストインフォメーションセンター」などのミニチュア模型や、壁・天井の素材などが展示されています。
全体像の迫力を示すのではなく、細部の肌触りや曲線、木と紙の組み合わせなどを提示し、生身の人間が建築物とどう関係するのかを感じさせるのが目的のように感じました。そして、それはとても心地良い。
建築とは何か。デザインとは何か。人が空間をつくることとは何か。さまざまなことを根本的に問いかけてくる展覧会。行ってよかった。今月16日(日)まで。入場無料。