今日はミミズ御殿の大掃除をしました。半年に1回の大仕事。
ミミズ御殿の中には、メッシュのケースが2段重ねになっています。月日が経つにつれ、下側のケースには完熟したミミズ堆肥が溜まってゆくので、これを取り出すのです。
下側のケースを取り出すには、上のも出す必要があります。つまりはミミズ御殿の中身を、いったん、すべて取り出し、ついでに清掃もおこなうわけです。
本当はもう少し先にしたかったのですが、数日前にミミズのおしっこ取り出し口に不具合が生じ、ことは急を要するようになりました。
あまりお天気には恵まれなかったものの、なんとか午後4時ぐらいまでには作業完了。ほっとしました。
写真はミミズの卵包。
ミミズは卵をそのまま産むわけではなく、小さな(直径3ミリぐらいの)カプセルに入れ、土の中に置きます。カプセルの材料は体皮の一部。輪っかが皮膚から剥離し、体をくねらすことでその輪っかを体の先端から地中に押し出し、その際、こういう形が出来あがるのです。
輪っかはミミズの体を移動する途中で、雌性孔から卵子を、受精嚢孔から、あらかじめ他のミミズから受け取った精子を取り込み、受精卵を完成させます。
カプセルの中の卵の数は数個~10数個といいます。赤ちゃんミミズは20日ぐらいで、親と同じ形で誕生します。
ミミズの生態は興味深いことだらけです。