シラスウナギが戻ってきているようです。
高知新聞の記事によると、昨年12月から始まった今期のシラスウナギ漁はどこも好調。高知県内では先月までで、すでに昨期の全漁獲量の3倍に達しているという。宮崎県でも昨年同期の約8倍獲れているとか。
うれしいですね。国内(だけでなく中国、台湾でも)シラスウナギは激減していて、特にここ2年ほどは極端な不漁でした。
それが、たとえ一時的であるにしても、持ち直しているということは、このままウナギが絶滅しなくてもすむのではないかという希望を抱かせてくれます。
漁で獲れるシラスウナギは養殖用になり、食べられてしまうのでしょうが、獲られず川を遡るシラスウナギも多いでしょうから、成長し、またマリワナ海峡付近の産卵場所にもどっていってくれるはず。
業者の人たちも資源保護――というよりも種の保全に、努力してもらいたいと思います。
私は日本の川にウナギがわんさといる状態を夢見ているのです(子どもの頃はそうだったんですよ)。