庭に生えている(というより、育てている)リュウキュウ。
高知の野菜です。「はす芋」ともいうようです。
リュウキュウはおそらく「琉球」なのでしょうね。沖縄から高知に渡来した植物?
田舎では夏から秋にかけて、よく食べます。酢の物にしたり、味噌汁に入れたり、薄切りにしたものは醤油をかけてそのまま食べたり。シャキシャキとした食感で、それなりに美味しい。
東京で栽培している人はほとんどいないと思います。
我が家にやって来たのは30数年前。亡くなった母親が野菜を送ってくれた箱の隅に、小さな苗と肥料が入ってました。「育ててみろ」ということだったのでしょう。
かつては箱根より東では育たなかったようです。冬の寒さに弱いので、年を越すことができなかった。
しかし、我が家のリュウキュウは根づきました。冬は茎の根元部分だけになりますが、春になると復活し、周囲に小さな苗もできます。温暖化の影響でしょうね。
ということで、庭の一画を占める巨大な植物が、毎年、夏には出現。大人の背丈を越す大きさで、通りがかりの人を驚かせています。
今日は茎を1本採り、酢の物で食べました。とても美味しかった。