素晴らしい秋晴れ。
午後、買い物や銀行ATMなどの用で市内をあちこちしました。
途中、何か所かでセイタカアワダチソウの花を見かけました。
大きく育って青空の下で咲き誇る姿はみごとです。
でも、これも「侵入生物」なんですね。
国立環境研究所の「侵入生物データベース」には「日本の侵略的外来種ワースト100。外来生物法で要注意外来生物に指定された」とあります。
一時、やたらにはびこるということで目のかたきにされたこともありました。でも、最近は勢いを潜めているんですよね。
それが今年はわりと元気。夏の暑さのせいでしょうか。
キク科アキノキリンソウ属の多年草。虫媒花なので花粉を風で飛ばすことはないはず。花粉症の原因といわれたりしたのは濡れ衣でしょう。
害をおよぼしたのはおもにアレロパシー。化学物質を地中に出し、他の植物が育つのをさまたげるのですね。
だんだん勢いがなくなったのは、どういうせいなのでしょう?
アレロパシーが自らにも作用するようになった?
ともあれ、今は日本の秋の風景に溶け込んでしまったように思えます。