ボカシ肥料の乾燥終了。
触ってみても湿気が感じられず、さらさらの粒状になりました。
これで立派なボカシ肥料ができた。
――と思ったのですが。
保存のため紙袋に入れて軒下に置いておくと、激しく匂います。
この匂いは鶏の糞が乾燥したものに似ています。子どもの頃、田舎の実家では鶏を飼っていました。その糞は乾かして肥料にしていたのですが、乾燥する過程で鶏糞が発酵します。その時に出る匂いにそっくりなのです。
調べてみると、ボカシで繁殖する菌の種類によってはこのような匂いがするようです。おそらく鶏糞と同種の菌なのでしょう。
鶏糞の場合、匂いが消えるまで2~4週間かかるとのこと。とてもそんなに置いておけません。
廃棄することを決めました。明日、土の底に埋めます。
はじめてのボカシ作りは失敗に終わったというしかないようです。
最初、密封しての嫌気発酵はうまくいってたと思うんだけどなあ。
乾燥させようと空気に当てた段階で、残っていた好気性の菌が発酵を始め、これが鶏糞臭を発するようになったのではなかろうか。
泥の上澄み液を使ったから、いろいろな菌が入っていたんでしょうね。
上手な人のつくるボカシはほとんど匂いがないらしいのですが、つまりは良い菌だけを使っているということなんだろうな。
うむ……残念。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます