昨夜は若い友人の結婚式。
代々木上原の大山ハウスという邸宅貸切形式の会場での、気の置けない、心のこもった式と披露宴でした。
「人前結婚」ということで、参列者の見守る中、「誓いの言葉」、結婚届への署名捺印、リングの交換がおこなわれました。でも、本当は「本前結婚」といった方がよかったのかもしれません。お2人の前のテーブルには双方の愛読書が山のように積まれ、式後最初の行事として「おおきなカブ」を朗読したのです。
共通の趣味である読書をつうじて結ばれたからということですが、素敵な試みでした。
活字離れがいわれる今時、珍しい光景ですよね。公然と「私たちは本が好き!」と叫んで、好きな本を皆に披露しながらの結婚とは。
全国書籍商組合あたりは記念品を贈るなり、表彰するなりしてもいいかもしれない。
きっと本に囲まれた素晴らしい家庭が築かれることでしょう。Oさん、Hさん、お幸せに。
今日、夕方の散歩の途中、中央高速の陸橋のたもとで満開のマンサクに出会いました。つい数日前までは気づかなかったのに、春を待ちかねているのでしょうか。
花の格好からするとシナマンサクのようです。
「ベストSF2005」。中村達彦さんの投票なのですが、残念なことに6つの作品に点が割り振られています。配点できるのは5作品までとしてありますので、恐れ入りますが、至急訂正して出しなおしてください。
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