惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ETC作動確認

2006-12-07 20:37:02 | バイク
 夕方、ETCの付いたバイクで第三京浜を走ってみました。京浜川崎から都筑までの1区間(料金50円)。

 初めての体験というのは、何でもドキドキハラハラするものです。うまく通れるのか、思わぬ事故に遇ったりしないか……。
 しかし、案ずるまでもなくETCは作動してくれました。川崎での入り口では、前のトラックに続いて徐行で通過。ゲートのバーは上がったままでした。
 5キロばかり走ると都筑の出口。前の乗用車が通過した後、バーが下がりました。そこへ徐行で進入。「大丈夫か?」と思う間もなく、バタンとバーが上がって無事通過。
 あっけないほどの初体験でした。こんなにやすやすと料金所を通過できていいのかと、不思議なような、嬉しいような気分。でも、すぐに当たり前になるんでしょうね。

 帰りは高速を使わず、港北ニュータウンを横切り、生田の丘を越えて帰って来ました。約1時間半のツーリング。


ETC取り付け完了

2006-12-06 20:15:11 | バイク
 バイク用品店からセットアップが出来てきたという連絡があったので、今日、バイクを持ち込み、ETC車載機を取り付けてもらいました。

Etc0612  メーターの上に載ったアンテナとインディケーター。中央の四角いのがアンテナ。その左、グリーンのライトが点いているのがインディケーター。分離していて、それぞれ両面テープなどでしっかりと貼り付けてあります。
 インディケーターがグリーンの時はETCカードが装着されていてゲートを通過することが可能。不可能な時はレッドが点灯します。

 本体はハンドル下のロックできるポケットに取り付けて貰いました。狭いので天井に逆向きに貼り付けたかたち。カードの挿入がちょっと不便ですが、慣れれば何でもない。それにロックできる場所なので盗難の心配が少なくてすみます。でも、使用しない時、カードは抜いておいた方が安心なようです。

 取り付け完了までには、3回、バイク用品店に通いました。
 1回目は予約(10月30日)。
 2回目は車載機が到着してからセットアップ用書類作成と、取り付け場所の確認。バイクを持ち込み、ピットで1時間ほどの作業あり(11月30日)。
 そして今日が3回目。開店の午前10時半にバイクを持ち込み、昼食をはさんで午後2時半頃まで、約4時間の作業。スクーターなのでカバーを外したり、ケーブルを通す穴を開けたりと、ネイキッドバイクより手間がかかります。その分、費用も高い(8000円)。

 かくして申し込みから約5週間でETCが使えるようになりました。ポイントサービスのあるマイレージ申し込みもネットで済ませ、あとは実地での使用確認。近々、第三京浜あたりを走ってみるつもりです。


オレンジの月

2006-12-05 21:23:31 | 日記・エッセイ・コラム
 朝晩の冷え込みが厳しくなりました。

 これまでベランダに置いてあったデンドロビュームの鉢を室内に取り込む。
 デンドロは一度寒さにさらさないと花芽がつかないそうですが、これくらい寒くなれば十分でしょう。これからは如雨露ではなく、霧吹きでの水遣りとなります。冬の手入れの始まり。

 夕方、自転車でホームセンターまで出かけて帰る途中、東の空にぽっかりと満月が浮かんでいました。
 が、その色がかなり赤っぽい。オレンジ色といっていいぐらいでした。
 大気中の塵のせいだと思いますが、ひょっとすると黄砂? 冬型の気圧配置なので、大陸から飛んできていることも十分考えられるのではないでしょうか。


NHK杯

2006-12-04 20:45:44 | スポーツ
 1日遅れの感想になりますが、ブィギュアスケートNHK杯。女子に続き、男子も1・2・3位を日本勢が独占。凄い。
 まあ、外国の強豪が日本でのグランプリに参加しなかったこともありますが、それにしても日本のフィギュアスケートはレベルが高い。今シーズンが史上もっとも輝いている時ではないかと思えます。

 女子では、浅田真央選手が「優勝するしかない」というギリギリのところで見事に優勝を決めた。したたかな勝負根性に感服。守りに入ることなく、トリプルアクセルに挑戦して成功させたところも素晴らしい。
 男子では高橋大輔選手と織田信成選手のつばぜり合いが見応え十分でした。フリーで先に滑った織田選手がほぼ完璧な演技を見せ、高得点を叩き出した後、高橋選手へのプレッシャーはただ事ではなかったはず。それをはねのけた集中力にたくましさを感じました。
 高橋選手の演技を見ていた織田選手が「しまった、これはやられたか……」と一瞬、悔しそうな表情を見せながら、すぐに先輩を讃える態度に変わったのも素敵でした。このライバル関係は長く続いて欲しい。

 さあ、今週末はいよいよファイナル。男子はブライアン・ジュベールがダントツですが、高橋と織田には2位と3位を競い合って欲しい。女子は浅田とキム・ヨナの戦いに安藤美姫選手がどう絡むか。楽しみです。


SF大賞選考会

2006-12-03 20:27:08 | 本と雑誌

 昨日は第27回日本SF大賞選考会。3年目なので、これで今回のお役目は終了となります。

 候補は次の5作(50音順)――

  • 『アイの物語』山本弘(角川書店)
  • 『シャングリ・ラ』池上永一(角川書店)
  • 『天涯の砦』小川一水(早川書房)
  • 『時をかける少女』細田守監督(マッドハウス・角川ヘラルド)
  • 『バルバラ異界』 萩尾望都(小学館)

 バラエティに富んだ傑作揃い。どれが受賞しても不思議はないと思っていました。

 議論は午後3時半から6時近くまで、新井素子・笠井潔・小谷真理・辻真先・森下それに司会進行がSF作家クラブ会長・谷甲州という面子で各作品についてたっぷりと話し合いました。
 こんなにじっくりと特定のSF作品について話す機会はあまりないので、貴重な体験です。多少の紆余曲折はあったものの、結局は全員一致で萩尾さんの『バルバラ異界』に決定。
 なお、大賞の選考に先立って開かれた第8回日本SF新人賞選考会の結果は次のとおりでした。

  • 新人賞 『ジャン=ジャックの自意識の場合』樺山三英
  • 佳作 『戦域軍ケージュン部隊』木立嶺

 この種の選考に際していつも思うことですが、結果は水ものなんですね。選に漏れたからといって、決して作品が劣っているというわけではないのです。言い訳めいた言いかたになりますが、どうか次回を目指して頑張ってください。

 選考後、食事をとりながら谷さん、辻さんらと話したことは前立腺問題、認知症問題など。老人的話題が堂に入ってきました。

 で、その時に辻さんから『20世紀少年』の第22巻が出ていることを伺ったので、今日、さっそく本屋さんに行って購入。雑誌連載が春で終わったみたいだったから、これで完結かと思っていたら、そうじゃないんですね。最終章が間もなく集中連載というお知らせが巻末に出ていました。
 辻さんや新井素子さんに「終わっているはず」といってしまったのは虚偽情報だったことになります。いずれ直接お詫びすることにして、とりあえずここで謝っておきます。ごめんなさい。