中生代に空飛ぶ獣

　新聞記事によると、鳥が出現したのと同じ頃の化石だとか。

　鳥は爬虫類の仲間ですが、今ではすっかり空に馴染んでいます。それに比べ、哺乳類で空に進出したのはコウモリぐらい。同じ頃から空を目指していながら、爬虫類と哺乳類でどうしてこんなに差がついたのか。

　「根性の違い」ということもあるのでしょうが（冗談です）、羽根と毛の違いが飛翔能力を左右したということはないのでしょうか。どう考えても、羽根の方が、空を飛ぶ道具としては、毛よりもふさわしいような気がします。
　コウモリの翼は指と指の間の膜（水かき）を発達させたものですよねえ。いかにも苦肉の策という感じ。毛の有効な使い方はなかったのでしょうか。
　ハリネズミのようにトゲに変えたり、センザンコウのように鱗に変えたりすることもできるのだから、空を飛ぶのにふさわしい形状に進化させることも可能だったように思えます。
　その時はどんな動物が出現していたのでしょうか。リスのような獣たちが空を飛びまわる光景を想像するのは楽しい。

堺三保さんを励ます会

　昨夜は赤坂のシュビアホールで「堺三保（みつやす）さんを励ます会」。
　齢43にして南カリフォルニア大学で映画・テレビ番組の制作を勉強することになった堺さんの壮行会です。ＳＦ・アニメ・特撮・編集・書店などオタク仲間１３０人ぐらいが集まって賑やかに堺さんを励ましました――というか、いちばん元気で目立っていたのは堺さんご本人でしたけれども。

　しかし、堺さんは顔が広いというか、ファンが多いですね。上は60歳代から下は２～３歳までの老若男女が集まっていましたが、その誰とも堺さんは話が合うんじゃないだろうか。大森望さんが「オタクの達人」としての堺さんをうまく紹介していましたが、日米のオタク学の最高峰の１人であることは間違いないでしょう。アメリカに行っても、すぐに重宝されて活躍の場を見出すにちがいない。
　元旦にはアメリカに飛ばなくてはならないとか。体に気をつけて頑張ってください。

　今日の夕方は東八道路野崎交差点近くにあるジョーシン電機三鷹店に出かけて、某社の二次電池について相談。
　2400ミリアンペアの単三型４本をデジカメ用に使っているのですが、そのうちの１本がおかしくなってしまった。電気が流れないのです。塗装も変色してしまっている。
　店員さんはちょっと調べてくれて、「これはメーカーに戻します」といって他の製品に替えてくれました。

　このところ携帯の電池の事故もあるし、充電式電池は難しいところがあるんですね。性能はどんどん進んでいるけれど、そのぶんどこかに無理がいっているのかもしれません。

ちぎれもち

　このところお茶うけに亀田製菓の「ちぎれもち」をいただいています。
　これが奇跡的に旨いんだなあ。また食べられるぞ、と思っただけで顔がひとりでに綻んでしまいます。

　ジャンルとしては濡れ煎餅の一種でしょうか。しっとり湿ったおかき。
　中に黒豆が入っていて、それがいい味を出しているのですが、それだけではない。やや薄めのしょうゆ味にはよくダシが効いています。濡れ煎餅のニチャっとした食感ではなく、ほっこりもっちり、本当に搗きたてのお餅のような粘り気。で、外側はカリッと焦げた感じにひび割れた殻がついていて、時に黒豆が柔らかく歯の間で潰れます。
　もったいなくて、１枚を少しずつちぎって口に運ぶ毎日です。

　この味、どこかで覚えがあるなあ……と考えていたら、たぶんあれではないかと思い当たりました。
　昔、かき餅を搗いて、まだ柔らかいうちに食べた時の、あの味ではないかしらん。あれは旨かった。甘くて柔らかくて……。
　記憶の中で美化されているのかもしれませんが、その「美化された味」を実際に今、口にしている感動。う～ん、凄いお菓子を作ったもんだ。
　近いうちに日本を代表するお菓子になると思います。

黄色い道路

　午後、自転車でホームセンターと酒のディスカウントショップを回りました。

　ホームセンターでは特売のアルミ製二連梯子を注文。後日、自宅に配送してくれるというのが嬉しい。普通、ホームセンターでの買い物は自分で持ち帰らねばなりません（軽トラックを貸してはくれますが）。
　梯子は２階のひさしあたりの手入れに使うつもりですが、いざ登ってみると怖いだろうなあ。

　酒屋へまわる途中、航空宇宙技術研究所あたりの東八道路の歩道にはイチョウの葉が散り敷いて、路面が真っ黄色になっていました。
　我が家の近辺では、今が黄葉／紅葉の盛り。12月の中旬にこの状態というのは、ずいぶんと季節の進行が遅いですね。

　酒屋では料理用の日本酒とワインを調達。
　本当は先月30日の「ワイン10パーセント引き」の日に来るつもりだったのに、ＥＴＣのセットアップやフィッティングで浮かれて忘れておりました。残念無念。

　夕食はブリ大根。う、うまい……。

工作

　そろそろ次の締め切りに向けて気合を入れなければいけない時期なのですが、つい思い立って小さな工作を始めてしまった。こういうのは、ヒントが得られると居ても立ってもいられなくなります。内容は、あきれられるので、秘密。

　でも、少しだけ書くと、木工ではありません。小さな木切れも使うけれど、基本的には厚紙で。
　家内は「もっと丈夫なものでやらなきゃ」といいますが、まあ、とりあえず。

　夕方の散歩では、この工作のために手芸用マジックテープと黒の塗料を購入。１日に30分ぐらいを費やして、あと２日ぐらいで出来上がるでしょうか。接着剤が乾くのに時間がかかります。