脚技

　シンクロナイズドスイミング、デュエット。
　上位４チームはどれもさすがだと思いました。ロシアのスピードと切れ味。中国の脚の美しさ。日本の頑張り。
　中でも、スペインの意外性のある表現力には魅了されました。脚の動きだけで、よくもあれだけ表情豊かな演技ができるものだ。

　びっくりしたのは、最後に登場したカナダの２人。いきなり口から水を噴くんだもんなあ。
　ドラゴンを表現しているのだそうで、だとすると、あれは水ではなく、火ですか。いや、笑った、笑った。

　ソフトボール決勝トーナメントはアメリカに負けて、夜、オーストラリアと。
　２対２のままでのタイブレーク戦は胃によくありません。ハラハラドキドキのしっぱなしで、今、延長12回ですよ。どうなる？

薊に蜆蝶

　暑さが戻ってきました。湿度も高い。
　ただ、夕方から雨模様になったのが、少し救い。

　市民プールからの帰りに降られてしまい、ポンチョを着て帰るはめになりました。
　プールの人出は少ない。これからはあまり混み合うことがないかもしれません。

　写真は小雨の中、花の上でひと休みするベニシジミ。吸蜜管は伸ばしていませんね。

　花はノハラアザミでしょうか。自信がありません。

褄黒豹紋

　今日は晴れましたが、昨日に続いてしのぎやすい暑さ。

　何日か前から、庭でひらひらと舞うオレンジ色の蝶を見かけるようになりました。
　何という蝶なのか、気になっていたのですが、今日、サルスベリの枝にとまっているのを撮ることができたので、ツマグロヒョウモンとわかりました。大きさはアゲハチョウをひとまわり小さくしたぐらい。比較的大きな蝶です。

　日本にはヒョウモンチョウの仲間が15種類いて、どれも似たような色と模様なので見分けがつきにくいそうです。後ろ羽根の裏の模様がポイントで、この蝶の場合、端っこに黒い筋がありますね。それで「褄黒」なのか。

　余談ですが、豹の紋は黒い斑点の中央部が薄くなっているのが特徴。チーターは斑点全体が黒いのです。
　虎は黒い縦縞なので、豹との違いは歴然。誰とはいいませんが、混同するようでは困ります。

暑さ一段落

　東京は雨の降る、涼しい一日。
　長く暑い夏も小休止ということで、助かりました。この後、どうなるのかな。

　誰しもそうだったと思うのですが、昨夜のオリンピック陸上男子100メートル優勝のボルト選手にはぶったまげました。
　「ちゃんと前を向いて走れよ！」と言いそうになりましたが、あれで世界新とは。桁外れのチャンピオンだ。

　フェルプス選手は目出度く８冠。
　テレビの番組で見た印象では、泳いで、食べて、寝る――それだけの禁欲的な生活に見えました。あれを十何年間も続けていれば、強くて当然という気がします。普通の人にはできません、あんな生活。

　日本勢では女子レスリングの伊調馨選手が金！　おめでとう。そして、ありがとう。

フェルプス辛勝

　100メートルバタフライでのマイケル・フェルプス選手の優勝をどう表現すればいいのでしょう？
　危機一髪？　滑り込み？　薄氷を踏む？　九死に一生？　……

　色々考えたのですが、ぴったりの言葉を思いつきません。

　負けてましたよねえ。追い上げたものの、ほんの少し及ばず――という感じでした。
　それなのに、タッチは100分の１秒だけカビッチ選手よりも早かった。最後のひと掻きのタイミングの差、それに腕の長さ――いや、指の長さの差がものをいったのでしょうか。

　ともあれ、これで７冠。凄いことになってきた。

　女子レスリング、吉田沙保里選手、強かった！
　なんだかんだいっても、毎日、日本選手は金メダルを取っていますよねえ。こちらも盛り上がってしまいます。いや、日本選手だけを応援しているわけではないのですが。