惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

日常作業

2011-03-19 20:53:33 | 日記・エッセイ・コラム
 今日の計画停電は中止。明日も中止と発表された。
 早めに停電のあるなしが決まると、心づもりがはっきりして助かります。

 店のモノ不足は相変わらずで、駅前のスーパーでは空の棚が目立ちます。
 ガソリンスタンドも閉店中。「入荷見込み未定」とのこと。
 仕事でクルマを使う人は困るだろうなあ。私はバイクにはしばらく乗らないつもり。

 震災・津波からの復興、福島原発が鎮まることを祈りつつ、日常の作業に励んでいます。
 昨日はサルスベリの剪定。今日はプランターで育てているチャイブやニラの植え替えをしました。
 3月になると園芸スケジュールが詰まってくるんですよね。こんな時に……と思いつつも、やらないわけにはいきません。心穏やかに植物と向かい合える日が、早く来ますように。


計画停電5日目

2011-03-18 20:55:55 | 日記・エッセイ・コラム
 今日の停電予定は2回。

 1回目は午前9時20分から午後1時まで――のはずだったのですが、開始予定時刻を過ぎても電気は来ています。地元のコミュニティラジオ(自家発電で放送できるらしい)は、「スタジオの近所では信号機が消えています」と、停電が始まったことを告げている。
 「どういうことだろう?」と思って外に出、バス通りまで行って信号機を見てみると点灯しています。
 そのそばで男の人と女の人が立ち話。停電が始まらないのを不思議がっているみたいです。

 「ウチでは点いてますよ」
 と、話に仲間入りしてみると、男の人はバス通りを20メートルほど南に行ったところにある不動産屋さんで、
 「ウチは消えたんだよ。なのに、ここの信号が点いているんで、何だろうと思って来てみたんだ」
 女の人は交差点脇のレストランの奥さん。
 「ウチは点いてますよ」

 どうやら、同じ町内でも電気を送る経路が違っていて、停電になったところと、ならなかったところがあるようなのです。
 一昨日と昨日は我が家も停電だったので、今日は方式を少し変えたらしい。細かい送電の仕分けをして、停電区域を少しでも減らそうとしてくれたのでしょうか。
 結局、終了予定時刻まで我が家には電気がずっと来続け、夕方から始まる2回目も中止になったので、今日の計画停電はまぬがれました。

 明日の土曜日も停電しないということなので、ひと息つけます。

 いかに電気に頼りっぱなしの生活であるのか、ここ数日の経験で思い知っております。


計画停電4日目

2011-03-17 20:35:31 | 日記・エッセイ・コラム
 午後0時30分から午後3時までの2時間半の停電でした。
 昼間なのでほとんど影響はなし。パソコンが使えないので、もっぱら読書に励んでおりました。
 予定より早めに切り上げられたし、余裕で乗り切った感じ。

 が、しかし、冷え込みのため暖房需要が多く、夕方から大規模停電が発生するおそれがあるという海江田経済産業相の談話。使用する電気を最小限にし、携帯ライトもスタンバイしてもしもの時に備えました。
 どうやら午後8時半現在で、停電のおそれは遠のいた模様。みんな、節電、頑張ったんだね。

 それにしても、昨日からの冷え込みが被災地の人たちに与えた影響が心配。
 避難していたり屋内待機したりしている人たちの困難が、一刻でも早く解消されますように。


計画停電3日目

2011-03-16 21:35:59 | 日記・エッセイ・コラム
 いよいよ今日は実施されました。時間は午後3時半~6時25分の約3時間。

 停電の街に散歩に出てみると、ほとんどの店がシャッターを下ろしたり、扉を閉めたりして閉店中。停電実施を見越して、2時とか3時ですでに営業を取りやめたところもありました。
 銀行、ガソリンスタンドもやっていません。
 市役所はきちんと開いていましたが、図書館などが入っている文化会館は閉館。
 営業しているコンビニでは、店員さんが懐中電灯をもって、来店した人の望む棚を照らしているようでした。

 気になったのはコインパーク。停電中は車を出すことも入れることもできないとのことですが、停めた人はそのことを考慮していたのでしょうか。

 街の人の重要な足である京王線は「平常ダイヤで運転中」でした。改札横の貼り紙には次のようにありました。

「東京電力の計画停電において、当社に対して使用電力を抑制することを条件に電車運行への電力の供給を行うとの連絡を受けてのことです」
Keioline1103 節電につとめることを条件に、電車を走らせる電力を融通してもらえることになったということのようです。
 写真は駅構内の様子。切符売り場のあたりだけが明るく、他の場所は薄暗い。自動改札は稼動していますし、改札の中、ホームや階段は明るくしていました。

 京王線と並行して走る国道20号線(甲州街道)の交差点にはたくさんの警察官が出て、交通整理。
 とこどころに点灯している交通信号もありました。非常用発電機を備えた信号機のようです。
 私には警察官の誘導よりも、信号機の方が信頼がおけるように思えたのですが、これは文明病?


計画停電2日目

2011-03-15 20:09:04 | 日記・エッセイ・コラム
 予定では午後6時20分から10時まで。
 今日こそは停電がおこなわれそうな雰囲気でした。市の防災無線も直前に「実施されます」と放送していたし。

 我が家では停電の開始時間までに食卓の準備を整え、夕食にとりかかる体制完了。いつ明かりが消えても良いように、手回し発電の携帯ライトをカメラの三脚にとりつけてテーブルの脇に据えました。
 しかし、予定時間を過ぎても明かりは消えません。食事をしていると、30分ほどして「停電は取りやめとなりました」という防災無線放送。ホッ。

 しかし、同じグループでも停電になった地域はあるという。不便だろうなあ。

 スーパーなど店の棚は、今日も空っぽ状態。そろそろ浮き足立った買占めパニックは治まってほしいものです。