いよいよ今日は実施されました。時間は午後3時半~6時25分の約3時間。
停電の街に散歩に出てみると、ほとんどの店がシャッターを下ろしたり、扉を閉めたりして閉店中。停電実施を見越して、2時とか3時ですでに営業を取りやめたところもありました。
銀行、ガソリンスタンドもやっていません。
市役所はきちんと開いていましたが、図書館などが入っている文化会館は閉館。
営業しているコンビニでは、店員さんが懐中電灯をもって、来店した人の望む棚を照らしているようでした。
気になったのはコインパーク。停電中は車を出すことも入れることもできないとのことですが、停めた人はそのことを考慮していたのでしょうか。
街の人の重要な足である京王線は「平常ダイヤで運転中」でした。改札横の貼り紙には次のようにありました。
- 「東京電力の計画停電において、当社に対して使用電力を抑制することを条件に電車運行への電力の供給を行うとの連絡を受けてのことです」
節電につとめることを条件に、電車を走らせる電力を融通してもらえることになったということのようです。
写真は駅構内の様子。切符売り場のあたりだけが明るく、他の場所は薄暗い。自動改札は稼動していますし、改札の中、ホームや階段は明るくしていました。
京王線と並行して走る国道20号線(甲州街道)の交差点にはたくさんの警察官が出て、交通整理。
とこどころに点灯している交通信号もありました。非常用発電機を備えた信号機のようです。
私には警察官の誘導よりも、信号機の方が信頼がおけるように思えたのですが、これは文明病?