金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

埼玉のあじさい寺

2005年06月26日 | まち歩き

6月下旬の土曜日、朝からもの凄く暑くアジサイ見物でもないなぁと思いつつ、一度行って見たいと思っていた埼玉県妻沼(めぬま)町の能護寺に向かう。西東京市から妻沼町まではshourou関越高速経由で70km程度。行きは花園ICを使ったが帰りは東松山ICを使った。距離・時間とも後者が早そうだ。

さてこのあじさい寺、お寺のパンフレットによれば行基上人により743年(天平15年)建立とある。もの凄く古いお寺だ。左の写真の鐘楼の鐘は1701年(元禄14年)の鋳造、鐘楼は明治26年再建とある。

このお寺には120種類約800株のあじさいと鉢物300鉢があるそうだ。

あじさいの植え始めは昭和45年(1970年)ということである。

お寺への道筋は・・・正直なところナビ任せであるが、東松山からは国道407号を通る。国道407号沿いには道の駅「めぬま」がある。ここで850円もする藁づと納豆を買った。まだ食していないので味の程は何だがその大きさには値段も納得させられる。

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さてそのあじさい120種類はおろか、額あじさい(右の写真)と普通のあじさい(左の写真)の区別がつく程度であったが、お寺の境内を見て歩くと実際色々な種類がある。また同じ種類でも土壌の酸性度合により花の色は変化するということだ。アルカリ性が強いと濃い赤色になり、酸性が強いと濃い青色になるという。お寺に注文を付けるならば、素人用にもう少しあじさいに名札を付けて頂きたっかた。

kasiwaba 右のあじさいは「かしわば」という名札があった。葉が柏の木の葉のように3つの頂点を持っているところに命名由来がありそうだ。

あじさい寺の住所と電話番号:

埼玉県大里郡妻沼町永井大田2450 電話048-588-0901

さてあじさい寺を出てから妻沼町のもう一つの名所「聖天山」に向かう。キロ数はせいぜい4,5kmである。このお寺は日本三大聖天さまの一つであるという。では残る2つはどこか?といことであるが、お寺のパンフレットには書いていないので後程インターネットで調べたところ、待乳山聖天(東京)と生駒聖天(奈良)を持って三大聖天さまと称することが多い様だ。ただし桑名の聖天さま等を入れて妻沼の聖天さまを外す数え方もありそうだ。

このお寺は斉藤別当実盛公が先祖伝来の聖天さまを1179年(治承3年)にお祀りしたことに始まるというから古いものだ。

sannmon 第一の山門「貴惣門」(写真右)は、御本殿とともに国の重要文化財である。ただし御本殿の方は現在改築中であり、見ることはできないのが残念である。

聖天様を終えたところでお腹が空いたので、来る途中で見たラーメン屋に入る。お店の名前は「おおのだな」(電話048-588-0214)50年以上も続く老舗で、地元紙等でも紹介されている。(写真がお店にあった)

それだけのことはあり中々美味。私は冷やし中華、家内は支那ソバを食べる。地元の人が多く来ている~というか余り他所の人が来るほどの観光地でもないが~のでまず美味な店と言える。

コメント
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