金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Bamper to Bamper (イディオム・シリーズ)

2008年09月01日 | 英語

先週東京では雨が続いた。しかも特定の地域で非常に激しい雨が降った。気象問題の専門家はこれも地球温暖化の影響と警鐘を鳴らしている。中部地方の岡崎では14万人の住民に避難勧告が出されるなど、今回の雨では大きな影響が出ている。

だが影響の大きさでは今米国を襲おうとしているハリケーン・グスタフの規模は桁違いだ。テキサスからアラバマの間のメキシコ湾沿いの住民約2百万人に避難命令が出された。それを受けてニューオーリンズから避難する車の混み具合をニューヨーク・タイムズは次のよに報じていた。

Interstate highway across the region were jammed bumper to bumper in one of the largest evacuation in American history.

米国史上最大級の避難活動の中で、その地域を横切る州間高速道路はびっしり混み渋滞していた。

Bumperは車のバンパー、Bumper to bumperで車がバンパーを接するばかりに渋滞しているという意味だ。これも地球温暖化の影響なのだろうか?

ハリケーン・グスタフの規模は前回ニューオーリンズに大被害をもたらした、カトリーナ並みだということだ。

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原油高で鉄道ブーム

2008年09月01日 | 株式

ファイナンシャルタイムズによると、アジアの高速鉄道ブームと米国の貨車ブームで、一度死にそうになっていた鉄道車両業界が息を吹き返している。欧州鉄道協会の依頼でローランド・バーガー・コンサルタントが行った調査が近々発表される。それによると欧州では超高速鉄道の需要が2016年まで年率7%以上伸びる。またアジア太平洋では高速・超高速をあわせると9%以上伸びる見込みだ。

客車や貨物用電気機関車市場は、カナダのBombardier、フランスのAlstomというメーカーが独占し、貨物用ディーゼル機関車は米国のジェネラル・エレクトリック社が独占している。

Bombardier社の株価を見るとこの1年では32%近い上昇を示している。日本では日本車輌製造や近畿車輛などが、鉄道車両メーカーとして名を連ねる。日本車輌製造の株価は8月に急伸したが、これは親会社のJR東海がTOBをかけたからだ。なおTOBが成立しても上場は維持されるそうだ。日本の鉄道車両メーカーがアジアでどれ程競争力があるかどうか研究するのも面白いだろう。

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