金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

情報発信と収入の両立をトライ

2008年09月10日 | 記事広告

最近ブログタイムズhttp://blogtimes.jp/のメンバーに応募して選ばれた。株式会社PR TIMESが運営する記事広告サービス「ブログタイムズ」は、一定数以上の読者を持つブログ運営者(ブロガー)に有料で広告記事を書いて貰い、広告料の一部をブログ運営者に支払うというものだ。

「一定数以上の読者」の基準は原則1日300pv(ページビュー)だが、ブログタイムズによるとコンテンツの内容によっては1日300pvのアクセスがなくてもメンバーに選ばれることがあるということだ。

広告記事とは「宣伝したい商品やサービスについて広告を前面に打ち出すのではなく、読み物として読者に伝えていくスタイルの広告」である。この記事もブログタイムズからの依頼による広告記事である。

広告記事が掲載された場合は、1件につき1,000円から10,000円の掲載料が支払われる。因みにこの広告記事の掲載料は10,000円である。メンバーに選ばれたブロガーはブログタイムズから「記事掲載」を勧めるニューレターを受け取って、関心があれば応募する。そしてブログタイムズから応諾の連絡があれば、記事をエントリーすることになる。従って無駄な労力がない仕組みだといえるだろう。

今後どれ程記事掲載の依頼がくるのかは分からない。だが何がしか収入が増えるとそれを新刊本の購入やカメラ資材の購入に回して見たい。そしてそれらを使ってブログのコンテンツをより充実させたいと考えている。それで読者の数が増えると良い循環が始まる・・・と考えている。

多数の読者を持つブロガーの皆さんもブログサービスに応募されてはいかかですか?                                                                  PR by ブログタイムズ

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死んだ猫でも飛び跳ねる

2008年09月10日 | 株式

日曜日に米国政府がファニーメイとフレディマックを政府監督下に置くと発表したので、信用リスク危機が低下ことを好感して、月曜日の内外の株価は急上昇した。しかし火曜日にはリーマンブラザースに対する懸念が引き金になって又株価は大幅に下落した。このような状態を見てあるアナリストは月曜日の株価は「死んだ猫の飛び上がり」と表現している。英語でいうとDead cat bounceだ。これはトレーダーが使う一種の業界用語で、長期的な下落相場の中の一時的な価格上昇を指す。「死んだ猫でも非常に高いところから落とせば、地面にぶつかって飛び跳ねる」ということは、どんな弱気相場にもちょっとした上昇局面はあるが長続きしないという意味で使われる。

初めてDead cat bounceという言葉がマスコミに登場したのは、1985年のファイナンシャル・タイムズで、シンガポールとマレーシアの景気後退の中で株価が長期下落の後、一時的に上昇した局面を指してあるブローカーがDead cat bounceと言った言葉を紹介した。

さて明日(9月10日)にはリーマンブラザースを米政府が救済するかどうかが大きな話題になる。今日の東京市場は後場になって救済見込みを織り込み、上昇する局面があった(最後はマイナスで終わったが)。

死んだ猫は一度ならずも二度、三度と跳ねるのか?今週の相場はドタバタが続きそうだ。

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Free-for-all (イディオム・シリーズ)

2008年09月10日 | 英語

Free-for-allとは「無秩序な競争状態」「飛び入り自由のコンテスト」という意味だ。自民党の総裁選挙についてニューヨーク・タイムズは次のような記事を書いている。

The govering Liberal Democratic party appears to be caught in rare free-for-all.

「与党自民党は、滅多にない飛び入り自由なコンテストに遭遇していると思われる」

総裁選挙に立候補が予定されているのは麻生・与謝野・石破・石原・小池の5名だ。麻生太郎の優勢が確定的な中でどうしてこれ程候補者が出てきたのだろうか?

先日日本の政局は海外メディアに無視されていて、話題にもならないといったところだが、漸く記事になったと思ったらさすがに鋭い分析をしている。要はこの総裁選は本当に次期総裁を選ぶ真面目な選挙なのか、国民の関心を引きつけるための「けんか騒ぎ」Fracasなのかが問題だと同紙はいう。

早稲田大学の田勢康弘教授は「人々は常に自民党をテレビで見て、そして興奮する。これは総選挙において自民党の勝利につながる可能性がある」と述べている。この見方が正しいとすると、自民党の中に誰か黒幕がいて、勝ち目の薄い候補者にも総裁選に出馬することを焚きつけているのだろうか?あるいはちゃんと政治的なコミットメントを持って立候補しているのだろうか?

余談だが私個人の好き嫌いをいうと、財政問題を真面目に考えている与謝野氏に好感を感じるが彼に勝ち目はなさそうだ。

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金正日、重病か仮病か?

2008年09月10日 | 国際・政治

今日(9月10日)の日本の新聞はロイター通信等を情報源として「北朝鮮の金総書記が重病にかかっている可能性が高い」と報じている。これは火曜日(9日)北朝鮮の建国60周年の閲兵式に金総書記が出席しなかった後、ワシントンの情報将校が「金総書記は数週間前に脳卒中を患い、深刻な事態にある。ただし生死の淵をさまようほどではないと思われる」と発表したことによる。

米政府はこの発表をまだ正式には認めていない。しかしファイナンシャルタイムズはブッシュ政権で以前アジア問題の顧問を務めたマイケル・グリーン氏の「心臓病に対処するため医師団が送り込まれた(どこからだろうか?)といううわさは信憑性が高い」というコメントを報じている。

しかしながら金総書記が仮病を使っているという見方もある。韓国の北朝鮮問題のスペシャリスト・東国大のKoh Yu-hwan教授は「金総書記は重要な局面で雲隠れして、世界の注目を引きつける戦術を過去に何度も取っている」と述べている。北朝鮮と米国の核施設取り壊しを巡る交渉は暗礁に乗り上げている。金総書記としてはこの暗礁を打開する手を打つため雲隠れをして、注目を引きつけるという解釈だが、私は今回は重病説の方が信憑性が高いと考えている。

問題は金総書記の後継者がはっきりしないことだ。このため金総書記が政権の座を離れると大混乱が起きる可能性がある。米国との交渉が暗礁に乗り上げる中で、北朝鮮が米国を非難し、国民の戦闘意識を高めるためにテレビ等で流しているプロパガンダを見ると凄まじいものがある。しかし見方によっては主将が重篤な時、陣太鼓を叩いて虚勢を張っているように見える。北朝鮮23百万人の国民の2割は海外からの食糧援助で飢えを凌いでいる状態だ。その食糧援助のかなりの部分は米国から来ている。

北朝鮮人民のためには、そろそろ金王国が崩壊した方が良いのだが、崩壊がカオスをもたらすと隣国への貧民の流出や核兵器の流出という危険があるので、関係国は金正日の健康問題の把握とその発表には頭を悩ますところだ。日本の諜報機関やそのヘッドである内閣もきちんとウオッチして欲しいものである。

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