金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

グーグルマップ内の移動情報を自動的に消去する方法

2019年12月09日 | デジタル・インターネット

 不慣れな土地で知人と待ち合わせを行う時に威力を発揮するのがグーグルマップです。また少しグーグルマップを使い慣れた人であれば、「タイムライン」を利用して行先とスマートフォンで撮影した写真を紐付けて日記帳にしているでしょう。この機能は私のように秘密のない(笑)人間には便利な機能ですが、行った場所を秘密にしておきたいという人には「怖い機能」でしょうね。何故ならグーグルマップは何時どこに行ったか克明に記録しているからです。

 しかもこの記録は「手動で削除するまで保存されている」というのがグーグルのデフォルト設定です。膨大なグーグルユーザーのデータを長期にわたって保持しておくのはデータストレージコストを高めると思うのですが、コストをかけてもビッグデータには価値がある!ということなのでしょう。

 しかし長期にわたってグーグルが個人の移動データを保存していることについては「秘密のない」人でもある種の気持ち悪さを感じるものなのでしょう。

 CNBCにグーグルマップの情報を一定期間経過後に自動的に削除する方法がでていました。題名はGoogle Maps tracks everywhere you go. Here's how to automatically delete what is storesです。

以下の手順は記事を元に私のアンドロイド・スマートフォンでテストしたものです。

  1. グーグルマップを開き「ここで検索」の左側の三本線(メニューバー)をタップする
  2. タイムラインを選択する
  3. 右上に現れる3つの点をタップする
  4. 設定とプライバシーを選択する
  5. 現れた画面をロールダウンして「ローケーション履歴の自動削除」をタップする
  6. 「手動で削除するまで保存する」についている印を「18か月間保存する」か「3か月間保存する」に変更する

この記事の筆者は3ヵ月以上移動履歴を保存する理由がないので自分は3ヵ月を選択したが同意しない人は18カ月を選択することも可と言っていました。

 私も3ヵ月保存を選択しておきました。タイムラインは便利な機能ですが、一度日記等の形でデータを整理してしまうと過去データをそれほど使うことはありませんからね。むしろ「残しておいたデータ」が思わぬ過去を暴くという悪さをする可能性がありますから削除しておく方が無難でしょう。

 

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「決算!忠臣蔵」~予算の視点は面白いが武器調達が甘い?

2019年12月09日 | 映画

昨日堤真一主演の映画「決算!忠臣蔵」を観に行った。赤穂浪士が吉良邸に討ち入った12月は「忠臣蔵」のシーズンだが、討ち入りというプロジェクトを予算という切り口から活写した面白い映画だった。

ただ一つ気になったのは、討ち入りの2週間前になって、槍、鎖帷子などの武具を揃えることを決めるシーンがあったことだ。

果たして2週間程度で鎖帷子などの武具を50着近く揃えることが可能なのだろうか?仮に可能だとしても江戸でそのような武具を大量に調達することは役人や吉良側の探偵の耳目を引くのではないだろうか?というのは率直な疑問だった。

「昔」の忠臣蔵では大阪の商人・天野屋利平が赤穂浪士の武器調達を担当したことになっている。利平は役人から討ち入り前に浪士の支援をしたかどうか役人に尋問されるが「天野屋利平は男でござる」という有名な言葉をはいて口を割らなかった。

昔の忠臣蔵は予算面はフォーカスしていなかった武器調達については考察していたようだ。

 戦争について資金調達と調達した資金による資材調達を企画するのがロジスティクスの領域なので、この映画でもそこまで踏み込んで欲しかったなぁと思わないでもない。もっとも娯楽映画なのでそこまで目くじらを立てる必要は全くないが。

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