昨日(12月12日)トランプ大統領はツイッターにGetting VERY close to a BIG DEAL with China. They want it, and so do we!”と書き、米中貿易交渉フェーズ1の合意が近いことを示唆した。また情報筋によると交渉当事者間の合意はまとまり、大統領の決裁待ちという状況だ。
株式相場はこのニュースを好感し上昇、S&P500は3,168.57ポイントと最高値を更新した。債券は売られ金利は上昇。金利上昇を受けてドルは強含み、ドル円為替は109.50円前後と昨日より1円近くドル高で取引されている。
日経平均先物(夜間取引)も300ポイントほど上昇。今日の東京市場もこの地合いを受けて続伸するだろう。
今週は米国の小売売上高など経済データの発表があるが、年内に米中貿易協定ほど大きなインパクトを持つイベントはなさそうだ。クリスマスまで10日ほどとなり、プレーヤーたちもそろそろ手じまいを始めるだろう。色々あったこの1年だが年末相場は気持ちよく引けて欲しいものである。