コロナ感染拡大が始まってから、Zoomには随分お世話になった。コロナ感染が始まった頃、私はある会社のITアドバイザーをしていたので、リモートワークツールの一つとしてZoomの利用を提唱し、実装を企画した。
その後ビジネスの世界から足を洗い、ボランティア活動のウエイトを高めたが、その世界でもZoomには大変世話になった。具体的には「国内外の日本語学習希望者にオンラインで日本語のレッスンを行う」「NPO団体の理事会や総会をZoomで行う」「Zoomセミナーな講演を行う」などである。
Zoomは投資の世界でも投資家の寵児となり、株価は2020年10月には568ドルの最高値を付けた。しかしその後株価は低下を続け、現在は70ドル台前半で低迷している。

Zoomは今週月曜日に四半期決算報告を行ったが、その報告は投資家を落胆させるものだった。ウォールストリート筋はZoomの売上高成長率は2026年まで一桁台で推移すると予想している。コロナウイルスの終息はZoomブームの終わりを告げたのだ。
もっともコロナウイルス感染拡大が終息に向かっても、多くの会社はリモートワークを部分的には残すだろうし、海外など遠隔地との連絡にZoomのようなビデオ会議ツールを使う需要は減らないだろう。
その中でZoomの売り上げが低迷しているということは、ユーザーがMicrosoftやGoogleのようなプラットフォーマーが提供する統合的なコミュニケーションツールに移っていることを意味するのだろうか?
既にITビジネスの一線から身を引いているので、この辺りの情報には疎くなっている。
ただしボランティア活動の上でも高額なZoomの利用を見直す時期に来ているのではないか?と考え始めている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます