最近ChatGPTなど生成型人工知能に関する話題が沸騰し、時には株式市場を揺さぶっていますね。ここではChatGPTを生成型人工知能の代名詞で使いますが、現在ではGemini、Claude,DeepSeekなど色々なAIが登場し、競い合っている状態です。
このブログの読者の中にも、仕事や個人生活にChatGPTを駆使している人もいらっしゃると思います。また一方全然使っていないし、これからも積極的に使う積もりもないと考えている人もいると思います。
ここではそのような両極端の方は脇に置いて「ChatGPTを使っている(あるいは使いたい)けど、一般の検索エンジンとの違いは?」などという疑問をお持ちの方に、一つの便利な使い方を紹介したいと思います。
それは「調べた結果を自動的に表形式で出力することで生産性を飛躍的に高める」という方法です。
簡単な例として次のようなデータを表形式で作成するとします。
「四国4県の県名、県庁所在地、人口、主要産業3つ、県を流れる代表的な川の名前」
これを自分で作成しようと思うと複数回Googleなど検索エンジンに問い合わせ、その結果をエクセルなど表計算ソフトに転記するということになるでしょう。
しかしChatGPTに「四国4県の県名、県庁所在地、人口、主要産業3つ、県を流れる代表的な川の名前をCSV形式で出力してください」と命令するだけでほぼ瞬時にCSVが出力されます。CSVとは「データをカンマで区切って表現するファイル形式です」で、エクセルなど表計算ソフトに簡単に転換することができます。
ChatGPTに表として出力することを命じることもできますが、後々の処理を考えるとCSV形式の方が使い勝手が良いと思います。
なお私がざっと見たところ「四国」の例については、正しいデータが表示されていました。しかしより複雑なデータへのアクセスが必要な場合は、ChatGPTは誤ったデータを表示することがあるので要注意です。
アウトプットを精査するにしても、自分で一から表を作成するより早いことは間違いないでしょう。これはほんの一例ですが、ChatGPTは便利なものです。
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