旅行会社から頻繁に企画旅行の案内が来ますね、一つの理由は今年の春にある旅行会社が企画した「雪の大谷」バスツアーに参加したことなのですが・・・
このような企画旅行では退職者とおぼしき人々をよく見かけるのですが、今日WSJで読んだSix rules for traveling in retirementは、このような企画旅行愛好者の感情を逆なでするようなことが書いてありました。
記事は「多くの人に老後の計画を尋ねると、たいていの場合旅行がリストの上位にあがる」と書き出します。大手保険会社の調査が世界中の退職者に調査したところでも、やりたいことのトップバッターは旅行でした。
しかし一言に旅行といっても中身は千差万別です。この記事の筆者は、試行錯誤を繰り返した結果「現在退職後の旅行としてふさわしいと考えているのは『アラカルト旅行』とよぶものだ」と書いています。
「アラカルト旅行」とは「オーダーメード旅行」ですね。つまり「パッケージ旅行」の反対の手作り旅行ですね。
アラカルト旅行は、準備に手間がかかる一方自分らしい楽しみ方を追求することができます。一方コストはパッケージ旅行より高くなる可能性があります。
筆者は「以前から自分たち夫婦が大切にしてきた自由と自立性を放棄することなく、自分の時間とスピードにあった方法で旅行するにはアラカルト旅行がよい」と言っています。このところは、旅行をするにあたってなにを重視するのか?という価値観に関わるところで色々な考え方があると思います。
「効率よくできるだけ沢山の観光スポットを回りたい」とか「手頃な値段で美味しいものを食べ、温泉にゆっくり入りたい」とか色々な価値基準がありますよね。「あれこれ自分で準備するのは嫌。お任せで旅をしたい」という人もいると思います。そんな方は読み飛ばしてください。
ただ筆者の意見に全面的に賛成できない人にも多少ヒントになることはあると思います。
さて筆者が進めるルールは次のとおりです。
1.オフシーズンに旅行しなさい
2.一番の人気スポットよりB級グルメ的な目的地を選択しなさい
これはsecondary destinationを私流に意訳したものです。
3.見知らぬ人とどんどん話をしなさい。
4.観光対象を絞って、一つの場所に時間をかけなさい
5.各地に少なくとも3泊しなさい
荷物を詰めたり広げたりするのはエネルギーの無駄だから、一カ所に最低三日泊まりなさいという考え方。私はこのルールには賛成しませんが、梱包と開梱の手間を省こうという考え方には賛成で、荷物を減らすことなど考えています。
6.天候の変化などに柔軟に対応しなさい。
パッケージ旅行も中身を較べると自由度がある程度あるものと乏しいものなど差がありますね。
また行先などでアラカルトかパッケージの使い分けもあって良いと思います。
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